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by ruhiginoue

緊急の場合は

 先日亡くなったマイケル・クライトンのデビュー作ではないが、『緊急の場合』はもちろん救急車を呼ぶものだ。
 ところが、軽症の急患からは特別料金を取る病院があり、事情は解るがこれでいいのかと疑問も呈されている。
 現実として、気が動転してしまい慌てて救急車を呼んだが、病院に着いて診察を受けたらかすり傷などで大したこと無かった場合がある。しかし、軽視していたら実は重篤で、手遅れになる場合もある。
 そこへ特別料金となると、料金を気にしないでいい人と、気にせざるを得ない人とで、平等であるべき身体生命に関して差が生じてしまう。
 だから、ほんらいは、通報や受診に関してあらかじめ冷静に判断する必要はあるけれど、誰でも一応は救急車が呼べて、あとは道徳の問題に委ねられなければならない。
 ところが、なかなかそうはいかないものだ。
 酔いつぶれた飲み仲間を救急車に押しこんで逃げるふとどきな奴がいるし、一度乗ってみたかっただけ、などとアホなことを言う者もいる。これは前からあったことだが、携帯電話の普及とともに急増したそうだ。
 また、急病の家族を救急車ではなく自家用車で運んでいたら、そんな人たちを待ちかまえるように、大学病院の前の道で警察が速度違反の取り締まりをしていて、焦っている人を見てニタニタしながら切符を渡した陰険な警官の話もある。
 社会全体が、道徳的退廃をしているため、そのしわ寄せがあちこちに来るということだ。
 このような問題が起きるたび、木だけでなく森も見なければならないと思う。

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Commented by マイノリティ at 2008-12-30 09:26 x
状況は「軽症患者」が「重症患者」を殺してると言うようなもの。自分が重症だと思ってくる軽症患者なのだ。減りはしない。むしろ救急労働賃で人材不足の医者を助ける事が得策だろう。患者を助ける前に医者を助ける。医者がいなければ患者は助からない。ただし自由設定の「特別料金」ではその使い方が問題になる。ブログ主の言うように道徳の問題に委ねられなければならない。助かりたいのは医者も患者も平等だろう。道徳の問題を欠いては何も変わらない。
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by ruhiginoue | 2008-12-28 12:19 | 社会 | Comments(1)