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by ruhiginoue

美味しい冷麺が食べたかったのかな

 韓国へ入った日本人男性が、北朝鮮のほうへ行こうと立ち入り禁止の区域に入って身柄を拘束されたそうだ。
 前にも、中国から国境の河に飛び込んで北朝鮮へ入った日本人女性がいた。
 なにが目的か不明で、わけがわからないことをする人がいるものだと言われているが、唯一思いつくのは、もしかして美味しい冷麺がどうしても食べたくて仕方なかったのではないかということだ。
 それと言うのも、先日、近所にある韓国人が経営している飲食店で冷麺を食べたのだけど、どうも今ひとつだったからだ。いちおうはその形をしていたけれど、それまでの出来だった。
 冷麺の本場は北朝鮮で、金大中大統領が訪朝したとき、韓国の首脳陣は北朝鮮政府の歓迎会で冷麺を振る舞われて、みんな舌鼓を打っていた。
 この会場は風光明媚な場所にある豪華な建物だったが、これはあくまで迎賓館で、そこに料理人が動員されたらしい。料理は建物ではなく手腕によるものなのはもちろんだが、特に冷麺はそうで、実は美味しい作り方はかなり難しい。麺を袋から出して茹でるなんて論外だ。
 だから、北朝鮮の首都の平壌に行ったことがある日本人に聞きたのだが、冷麺が美味しい一番の店とは一番の料理人が居る店のことで、その料理人が別の店に転職すれば、今度はそこが一番の店になるということだ。なるほど、だから『チャングム』で、主人公らが上司の代役で王様に出す冷麺を作ることになったら、「お前たちが作るのか」と長官がビックリして「もしも王様が一口食べて顔をしかめたら、タダではすまないぞ」と言うのは、そういうわけだった。それだけ作り方が難しい。
 だから、そんなのがぜひ食べたいな、と思っていたら、なにやら意図不明で北朝鮮に入ろうとした日本人がいたというので、それはきっと、美味しい冷麺が食べたかったので、思いあまって北朝鮮に行こうとしたのではないか。
 北朝鮮は、外貨獲得ならテポドンではなく冷麺を。
 
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by ruhiginoue | 2009-03-20 08:41 | 国際 | Comments(0)