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by ruhiginoue

まるでエド・ウッド

 たとえば映画を作るとして、監督がちゃんとやったのに映画会社の芸術音痴が口出しや改竄をして滅茶苦茶になったという話は、よくあることだ。
 ところが、その監督がオーソン・ウエルズだったら、彼は天才と言われるけれど当時は理解されなかったことがあるという話になるけれど、これがエド・ウッドだったら、もう、お笑いでしかない。
 『エド・ウッド』という映画で、ジョニー・デップ扮する「最低の映画監督」エド・ウッドが、オーソン・ウエルズと会い製作会社の口出しの話を聞いて「私も同じ体験をしてます」と嬉しそうに言っている場面がある。
 それと同じようなことが、司法にもある。裁判官が不正をやったと非難している人たちの中には、単に自分がお粗末な訴訟をして負けるべくして負けていただけだったことに気づいていない人が多い。確かに裁判所と裁判官には問題がある。大ありだ。が、実はそれ以前の問題だ。
 あんなヘボB級映画を作って批評も興業もトホホなのに情熱的に作り続けるエド・ウッドは、実にけなげではある。それと同じように、霞が関の裁判所前で熱心に批判をしている人たちは、その法的知識も社会性もお粗末きわまりなく、まるでオーソン・ウエルズに自分を重ねるエド・ウッドばりに、有名な冤罪事件を引き合いにだすなどして、それと自分を一緒にしていたりする。その滑稽さにまるで気づかず独りよがりもいいところなのだが、その情熱だけは大したものである。
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Commented by 大原高恭 at 2009-03-28 13:39 x
あの爺様たちね。
気の毒ではあるけれど、迷惑だわな。
Commented by ひろしま at 2009-03-29 16:50 x
単に自分のマヌケが原因で勤め先を放っぽり出されただけの爺さんが、大企業を告発して訴えられた斉藤貴男らジャーナリストを引き合いに出し、あたかも同一であるかのように振る舞っているぞ。
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by ruhiginoue | 2009-03-26 23:54 | 司法 | Comments(2)