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by ruhiginoue

北朝鮮のロケットというのが適切

 北朝鮮が人工衛星と主張するミサイル発射と報じるのは、言葉として不適切であり、また、事の本質を見誤る。
 すでに一部では言われているとおり「ロケット」が適切で、「北朝鮮は人工衛星打ち上げと主張してミサイル開発実験になるロケット発射を計画している」と言うべきだ。
 そして、開発途上なので失敗して落下する可能性があり、そのさい地上に災害をもたらす恐れが僅かだがある。僅かとはいえ要注意だが、では成功すればいいかというと、それはそれで先行きに不安がある。人工衛星を打ち上げられる技術があれば、大陸間弾道ミサイルも製造できるようになり、国際的な緊張を高めることになるからだ。
 これというのも、北朝鮮はアメリカと朝鮮戦争以来の因縁があるからで、その外交的解決がされてこなかったことが問題だ。技術そのものに問題があるわけではない。
 現実に、日本は人工衛星の打ち上げはとっくにしていて、ミサイルも遥かに高性能なものを作る技術を持っている。だから自衛隊のミサイルは、防衛用であり攻撃用ではないことを示すためにわざと射程距離を短くしているほどだ。
 しかし日本は、もっと毅然とすべきことならあっても、喧嘩腰でないと解決できない外交問題を抱えてはいないから、軍事転用すれば脅威になる技術を持っても、それだけでは国際社会から苦情が出ない。
 つまり、技術を持つかどうかが問題になるのは、その技術をどう利用するようになるかの事情による。詰った配管をそのままにして消臭剤をぶちまけるような愚は避けなければならない。

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by ruhiginoue | 2009-04-04 12:06 | 政治 | Comments(0)