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by ruhiginoue

被告も裁判官も両方バカ発言

 岐阜地裁の裁判官が、被告にバカと言い放って問題になったそうだ。
 たしかに、バカという表現は不穏当だが、もう少し別に問題がある。
 被告は大量の漫画本を万引きして窃盗の罪に問われていたが、その動機は、大麻を買う資金にするためだったと証言した。
 そこで被告が、大麻は酒やタバコより健康被害が少ないとインターネットで知ったと述べたため、「騙されているんだよ、バカだから」と裁判官は言った。
 しかし、大麻よりタバコのほうが害が大きいことは既に明らかなこと。だから規制の仕方が間違っているとの主張は昔からあるし、また、大麻が規制されたのは、成長が早く繊維として有用なため業界の利権がらみだったとの指摘もあるから、インターネット上で読んだだけなのはお粗末だが、一概に否定はできない。
 それに、大麻の害がどうであれ問題は窃盗したことだから、そんなズレた話をすることこそバカと言うべき部分だ。なのに裁判の本筋から外れた話になって、それを直ちに軌道修正するどころか法廷に相応しくない言葉が発せられたわけだ。
 つまり、被告も裁判官も両方バカな発言をしたということだ。
 
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Commented by Piichan at 2009-04-20 17:40 x
ソース元をみると裁判官の実名がかかれていないのですよね。裁判官はれっきとした公人であり、発言に責任を持たせるためにも実名をかくべきでしょう。
Commented by ruhiginoue at 2009-04-21 09:59
 裁判官は独立して職務を遂行するから特に責任の所在を明らかにする必要があります。
 ところが、責任逃れの時だけ、公務執行なので個人責任は無いと平気で言います。
 日本の裁判官に比べたら、「ホロコーストは公務だった」と言うアイヒマンも、「ランボー、私だって命令される立場なんだ」と言うマードック大佐も、慎ましいものです。
by ruhiginoue | 2009-04-16 18:18 | 司法 | Comments(2)