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by ruhiginoue

痴漢冤罪は国策捜査における人を呪えば穴二つ

 もともと電車内痴漢の冤罪は、政治的な意図から故意に行われていた経緯がある。かつて共産党では、満員電車に乗ったら両手を上げておけと指示していたほどで、疑いをかけては、警察が取り調べするのではなく転向を迫ったということが相次いだからだ。
 そして、例の経済学者が国策捜査でやられたという疑惑も。彼に痛い所を突かれた人たちがいて、一部マスコミが奇妙に盛り上げるような騒ぎ方をし、裁判では目撃証言など絶対に有り得ない内容が強引に認定されていることから、陰謀論がもちあがるのだが、それ以前から、政治的迫害に痴漢冤罪が利用されて来た経緯があったのだった。
 自分としても、防衛医大との裁判で山場を迎えた時、被告側に雇われた悪辣な弁護士たち(田中清と井上朗)が、でっちあげの告訴状を警察に提出して逮捕を迫っていた事実があり、これは今でも問題とし追及しているのだが、そんなことがあったため、満員電車には乗らないようにしたり、何か事を起こす時は仲間がデジカメで動画撮影していたりと対策をとっていた。
 そうしたら、防衛医大の教授が、電車内痴漢で逮捕され、ずさんな捜査と裁判で実刑判決を受けていたが、最高裁で逆転無罪となった。普段は冷たい最高裁としては珍しいことだ。他所の教授でも同じことになったか、防衛医大を訴えた患者だったらどうか。政治的配慮がなかったか。どうであれ、無罪は良かったが、しかしこれまで散々と弾圧に利用して来たところ、それが身内に跳ね返ってしまったということだけは言えるから皮肉である。人を呪えば墓穴も二つになるということわざのとおりである。
 この事件について警察の上層では、それでも捜査ではなく被害者の証言の問題だと言っているが、とんでもないことだ。

Excite エキサイト : 社会ニュース
by ruhiginoue | 2009-04-16 23:58 | 司法