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by ruhiginoue

マッカーサー

 今日はマッカーサーが退任した日だそうだ。
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 昭和天皇とのツーショットは、公開された当時「日本がアメリカと戦争して負けたのも当然」と、敗戦に打ち拉がれた日本人に追い打ちの衝撃だったそうだが、今では若い人の中に日本がアメリカと戦争したことすら知らない人がいるそうで、自分はどうかというと、戦争は歴史として知ってはいても、マッカーサーというとグレゴリー=ペックだった。
 小学生のとき映画『マッカーサー』が公開されて、ジェリー=ゴールドスミスが作曲した「マッカーサー・マーチ」とともにペックが軍服着てサングラスかけてコーンパイプくわえて出てきて“I shall return”とか“Old soldiers never die”とか言っていた。
 今は閉店してしまった専門店「すみや渋谷店」で初めて買った‘サントラ盤’が『マッカーサー』の輸入盤だった。



 後に映画をDVDで再鑑賞すると、歴史的背景の予備知識が加わっての鑑賞となり、細かいところが理解できるようになっていたのだが、そうしてみると、朝鮮戦争のお粗末などマッカーサーはけっこうマヌケな軍人で、パットンほどの才覚はなく、政治家にはとうてい向いておらず、大統領の地位もアイゼンハワーに持って行かれて当然だと感じた。
 また、グレゴリー=ペックは、マッカーサーと違ってけっこうリベラル派だったらしいと、後で知った。
by ruhiginoue | 2009-04-19 11:13 | 雑感