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by ruhiginoue

パキスタン人とバングラディッシュ人

 Excite エキサイト : コラムニュース
 インド人は、日本に来ても必ずカレーを食べるそうだ。
 日本のカレーの多くは化学調味料が入っているけれど、気にならないのだろうか。ウディ=アレンの映画『おいしい生活』では、主人公が「化学調味料いっぱいのしつこい味がいい」というセリフがあるが、これは中華料理を皮肉っている。そんな食感が日本のカレーにも少しあるけれど。
 ところで、かつて入院中に、同室にパキスタン人とバングラディッシュ人がいた。
 パキスタン人は、日本で交通事故に遭い骨折の治療中だったのだが、病院で出される食事がどうしてもダメで、兄弟かその仕事仲間が食事を差し入れに来ていた。日本車を輸出する事業をしていて富裕だから、料理を専門店で作ってもらってのこと。するとスパイシーな香りで日本人も生唾が出て来ると、居合わせたみんなが言っていた。カレーなどインド料理と同族だそうだが、具は魚など海産物が多いそうだ。
 バングラディッシュ人は、出稼ぎで来日し、仕事で重傷を負っていた。治っても障害が残る。これからどうするのかとみんな心配だったが、どうすることも出来なかった。どこかの工場が捨てたも同然で手放した、安全装置の無い旧式工作機械を、外国人で稼ぎ労働者に操作させる超零細の町工場だった。そんな所で働いていた人だから、補償もないし、もちろん差し入れもなく、慣れない日本食それも病院の不味い食事を我慢して食べていた。
 このバングラディッシュ人のことを、パキスタン人は気の毒がりながらも「バングラディッシュは貧乏だからね」と、少し見下した口調で言っていた。
 なるほど『ガンジー』という映画に描かれていた。インド独立からパキスタン分離その後はパキスタンの貧しい地区がバングラディッシュとして分離という経緯だったと思い出した。
 それ以来、メイド・イン・バングラディッシュの表示がある衣類を見かけると、つい買ってしまう。細かい細工を見ると、日本や中国より下手だなあと思うけれど、それでも。
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by ruhiginoue | 2009-04-28 19:29 | 国際 | Comments(0)