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by ruhiginoue

放射能と放射線

 「浜岡原発が原子炉を手動で緊急停止の事態だが放射能漏れはなし」との報道。
 放射能は漏れてないから安心なのか。
 放射能とは放射する能力がある物質であり、電球には光る性能があるというようなもので、その光に相当するのが放射線ということだ。
 つまり有害なので遮蔽されているべき放射線が漏れ出てしまっても、その元になる放射能は漏れていないと言うことができるので、問題があった場合に「放射能は漏れていない」と発表するのは事故ではないとか危険はないと錯覚させるトリックだ。
 「ほんの少し考えりゃ俺にもわかる理屈さ」という忌野清志郎の歌のとおり。
 これを最初にわかりやすく指摘していたのが、映画にもなった『原子力戦争』という田原総一郎の小説で、それを評価されて有名になった人が、どうしてバカテレビ司会者に成り下がってしまったのか、と言われるわけだ。
 

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Commented by Neutralizer at 2009-05-06 22:50 x
 私は静岡県出身なので中部電力のCMを良く見ますがその中で原発推進の言葉として『原子力発電は二酸化炭素を出さない』という文句が出てきます。しかし、その代わりに放射能が出てきやすいのでは二酸化炭素より深刻なはず、説得力が全くありません。空論とは正にこのことです。
Commented by ruhiginoue at 2009-05-07 04:22
 それに原発は、それ自体では二酸化炭素を出さないけれど、周辺では大量に石油を消費していることは80年代から既に指摘されてきたはずなのですが。
Commented by girasol at 2009-05-07 21:34 x
中部電力の肩を持つわけではないが、古くは海岸沿いを通るはずだったJRが島田六合菊川の山側を通り、発展に乗り遅れてしまった地域に原子力発電所はリスクを負いながらも魅力的な産業の一つだとも思う。
現に、青森の六ヶ所村もしかり、浜岡に住んでる人たちは税金面でもかなり優遇されている。どんな産業にもリスクはつきもの。原発による恩恵を預かりその地で生計を立てている人も多い。
Commented by ruhiginoue at 2009-05-08 03:46
 札ビラで顔を叩かれているのが魅力なのか、リスクを言葉のすりかえで誤魔化してばかりいる実態はなぜか、について「原子力戦争」は告発してましたが。そういう問題がこのエントリーのテーマなのですけれど。
Commented by GORI at 2009-05-08 04:39 x
西原理恵子がエチカの鏡でしょうがないというのは大事なこと、というようなことをいっていた。そういうこともあるかも、だが中部電力のこれは誇大広告?みたいなもんじゃないか。税制を優遇されて浜岡に満足してる人たちはある意味あやしげな新興宗教に外側だけ見させられて、中のさび付いてる部分をしらされていないんじゃあ。
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by ruhiginoue | 2009-05-06 08:59 | 学術 | Comments(5)