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by ruhiginoue

足利事件は再審か

 DNAによる再鑑定の結果、被害者の衣服に付着していた加害者のものらしい体液が、受刑者のものと一致しなかった。
 しかし問題は、こうした再鑑定が初めてだということ。科学的に明らかとなる可能性があっても、その申請を裁判官が却下してしまい、警察署の密室で弁護士も立ち会わないまま録画も録音もなく取り調べをし、拷問や誘導はもちろん、勝手に書いた調書に数人がかりで押さえつけて母音を押させ、そんなものを証拠採用し、自白しているから有罪というのが日本の刑事裁判では当たり前で、これには先進国がみな驚き、アメリカも、日本と北朝鮮は異常だと公式に述べたほどだ。
 また、草加市中学生殺害事件のように、物的証拠の科学的鑑定をしても、犯人の血液型はAB型で被疑者とは異なるとの結果に、犯人の体液と被害者の垢が混ざってAB型になったなどと屁理屈が平然と言われたものだ。そんなことは実験してあり得ないことが明らかとなったけれど、もしかしてと思ったらまず調べてみることなのに、それをしないで平然と屁理屈が言えてしまう司法の破滅的実態が、まず問われなければならない。
 あと、再鑑定というのも、刑事訴訟法ではそのために証拠はできるだけ保存しておくべしと規定されているのに、冤罪の疑いがある場合は証拠が理由もなく廃棄されてしまっていることがよくある。それで許されてしまう。
 それというのも、利益の薄い仕事でも弁護士がちゃんと活躍できるよう、支える人権擁護運動が日本には存在しないからだ。それは既に指摘したが、では自分が何を出来るかというと、試行錯誤と悪戦苦闘の連続というのが正直なところだ。

 
 
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by ruhiginoue | 2009-05-08 21:46 | Comments(0)