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by ruhiginoue

アメリカの体罰三原則

 体罰について無知による迷信と確信犯的すり替えが横行していることを指摘したが、では体罰が効果的かという問題はどうか。
 アメリカの一部の学校では、いちおう効果があり体罰は教師の権利であるとしながら、しかし効果があるように行使しなければいけないし、権利には責任が伴うから、体罰を行使するにさいして厳しい要件が必要で、それは体罰三原則といい、その一つでも欠いたまま行使した場合は、教師は保護者から損害賠償の訴訟を起こされるとの規定を設けた。
 では体罰三原則とは具体的に何か。
 1、体罰の行使により負傷させてはならない。
 2、体罰の行使にさいして理由を告知しなければならない。
 3、体罰の行使を他の児童・生徒に見せてはならない。
 この規定の理由は何か。
 1は言うまでもなく当たり前すぎる。
 2は、まず教育であるからわからせないといけないし、行使が正当であるなら堂々と言わなければならない。よく、感情的になって短絡的にやってしまった後で「何で殴られたか言わなくてもわかるな」と威圧的に言って誤魔化す教師がいるから、それを防止しなければならない。
 3、これは知らない人が多いが大事なことで、無用な屈辱感と劣等感を与えないようにするためだ。あくまで懲戒を加えるのが目的であり、恥をかかせるためではない。それをやってしまったら逆効果しかもたらさない。
 というわけで実践してみたところ、教師が慎重になり、逆に体罰の防止に役立ったそうだ。 

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by ruhiginoue | 2009-05-11 12:33 | 社会 | Comments(0)