コメントの他に、表示されている著書をクリックしてその感想をアマゾンのレビューに投稿してくださることも歓迎です。おたよりはこちらへruhiginoue@excite.co.jp


by ruhiginoue

金正日は映画ファン「俺は9番だ」

 金正日は映画ファンで、モンタージュ理論だエイゼンシュタインだとのと著書でも述べているが、会って話したことがある外国人によると、けっこうハリウッド映画も好きで『ランボー』なども熱心に見ているし、また日本映画では『男はつらいよ』なども熱心に見ているそうだ。
 そして、きっとこの映画もお気に入りだったりしてと、思ったりもした。 



 この予告編でも黒板にちゃんと「爆縮」などと書いてあるのがわかるが、材料さえあれば誰でも原爆を作れると昔から言われているくらいだから、国家的に作ったとしても驚くことではない。
 問題はタイミングで、今この時期に北朝鮮が核実験をしたうえ、ミサイル発射実験も併せてやっているらしいというのは、韓国で前大統領が自殺する大政治スキャンダルの直後であることを意識していないはずがなく、では、どんな意図なのか。
 韓国が動揺しているところへ北朝鮮は揺さぶりをかけたのか。しかし、動揺する韓国としては動揺する国内の意識が外部に向いて分裂を防げるから歓迎しているかもしれない。また、北朝鮮としては、韓国を困らせたいのではなく、アメリカや日本を意識して騒動を起こしたのであって、そのお陰で内政問題で揺れる韓国は、外敵の脅威により結束できて助かるということか。だとしたら南北で裏取引は無かったのだろうか。
 日本としては、新型インフルエンザの不安に見舞われていたところへ、もっと怖いものがあるという視線逸らしに利用できるかもしれない。
 余談だが、『復活の日』の原作では、誤作動で発射された核ミサイルの放射能が、ウイルスの遺伝子を変えて無毒化させる結末だった。youtubeに投稿されていた映画は、最近のアクセス急増で気づいたのか、製作側の抗議で削除されていた。観たい人はやはりDVDで。

人気ブログランキングへここをクリックして投票をぜひ

Excite エキサイト : 国際ニュース
[PR]
Commented by ruhiginoue at 2009-05-30 05:12
 トラックバックの映画は、笠原和夫脚本、舛田利雄監督のコンピによる、『二百三高地』『大日本帝国』につづく三部作完結編『海ゆかば 日本海大海戦』ですね。
 戦争で兵士たちは健気に戦い、国難に殉じたが、犠牲はあまりにも大きく、日本の庶民は悲惨な体験をした。これはなぜかというと、日本が侵略戦争をしたという東京裁判史観は誤りで、実は明治維新によって成立した天皇制国家がそそもそも元凶であるという、表面的には戦争肯定にみせかけ実はラジカルな体制批判を裏に隠している映画で、とくに笠原和夫が意図したものでした。彼は生前、エッセイで明言してました。
Commented by masagata2004 at 2009-05-30 17:20
参考になりました。確かに反戦ぽいですね。レンタルでしたが、何度も心を打たれてしまったので買おうかと思っています。自衛隊支持者ですが同時に平和主義でもあろうと思います。また、どんな組織でも不正をするものですから、市民の監視下におくべきだと思います。自衛隊同様に、権力の不正を暴く市民こそ、世の中には必要だと考えます。
Commented by ruhiginoue at 2009-05-30 19:24
 書き忘れましたが、前にこんなことも書いていました。http://ruhiginoue.exblog.jp/5444238/
 軍隊を責めるより政治の責任を問うべきというのは『ランボー』なども同様ですが、その点で日本では軍隊が政治に口出ししたから話は別だということが理解できない人を祭り上げる向きがあり、問題です。
 軍の政治介入は天皇がだらしなかったからという主張があり、これに笠原和夫も共鳴していたようです。
by ruhiginoue | 2009-05-26 18:09 | 国際 | Comments(3)