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by ruhiginoue

足利事件で謝罪しながら世論操作の検察

 足利事件を巡って最高検の伊藤鉄男次長検事が謝罪したことについて、釈放された菅家氏は会見で「警察、検察は私の目の前でちゃんと謝罪することです。裁判官も同じです。絶対に許さない」と語った。
 ほんとうに検察として謝罪する気があるなら、どうしてテレビに検察OBを出演させて、捜査は当時としては適切に対応したが技術水準に問題があっただけと強調しまくっているのか。再審の次に国家賠償請求裁判となるだろうから、そのときを睨んで責任逃れできるよう世論操作しているのだろう。
 もともと検察は、退官後も仲間意識の強い組織であり、テレビにOBを出演させては、裁判で検察と対立する弁護士やジャーナリストを誹謗させてきた。当方も、防衛庁の問題で、テレビで検察出身弁護士から誹謗されたことがある。それも、明らかに違法なことをしても批判してはならないという非常識な内容だった。
 日本の刑事訴訟法は検察の権限が強いのに監査機能が有名無実で存在しないも同然だから「検察ファッショ」と言われてきた。法と組織の双方を改める必要があるだろう。

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Commented by ikkei at 2009-06-11 18:29 x
東京新聞 TOKYO Web 06/11夕刊より
「菅家さん 死刑廃止を訴え 民主党勉強会に参加」

反権力の闘いの中で、菅家氏もまた、世界が見えてしまった人なのですね。
Commented by Neutralizer at 2009-06-11 19:55 x
何も司法組織に限ったことではありません。我々日本人の習慣そのものが身内に甘いのです。これは私の愛読する某シミュレーション小説の受け売りですが江戸時代の徹底した監視制度が尾を引いているのだそうです。過激なことを言うようですがもしかすると我々はユダヤ民族のように国をなくさない限りその習慣を変えることはないでしょう。
Commented by ruhiginoue at 2009-06-11 23:43
 権力が一方的になる恐怖を実感していれば、死刑なんてとんでもない制度だと考える場合がほとんどでしょう。
 しかし例の裁判所前の老人は、犯罪者は生きてても無駄だから抹殺したほうが当人と社会と両方のためだから死刑はドンドンやれと言ってます。光市の本村氏はアジることで死刑を実現したと絶賛。法による冷静な判断ではなく煽動が有効だと言ってはばかりません。
 この老人は借地に勝手な工事をしたため契約違反で裁判となり敗訴し追い出されただけです。権力犯罪に遭ったのではない。それを自分が雇った弁護士の怠慢と裁判所の不正のせいだと言い、正当化するため冤罪事件を都合良く引き合いにだしています。だから一方で死刑もどんどんやれと言い放ちます。
 
 日本人は江戸時代を300年も受け容れたうえ、それを良い部分は残し悪い部分は変えるよう改革すべきだったのに、明治維新という間違いを犯したため、自ら改革する機会を逸したとの指摘があります。
Commented by ! at 2009-06-12 01:21 x
盲目的に、ひとつのものを良しとしてしまいがちだと思います。
どんな制度にもほころびはある、例え今はなくても年月とともに錆びてくる・・・このくらいの謙虚さは必要では。
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by ruhiginoue | 2009-06-11 03:20 | 司法 | Comments(4)