コメントの他に、表示されている著書をクリックしてその感想をアマゾンのレビューに投稿してくださることも歓迎です。おたよりはこちらへruhiginoue@excite.co.jp


by ruhiginoue

親日国から対米従属で失望される

 日本に親しみを持っている国としてトルコが挙げられているが、歴史的に好意を持たれる事件があったけれど、その一方でトルコに嫌われることを日本人はしていた。
 まず、伝統文化である「トルコ風呂」を売春の隠れ蓑にしてから日本では売春宿を「トルコ」と言うようになり,抗議を受けた。なにせトルコ人がタクシーで大使館を指定したら、運転手がニヤニヤし、連れて行ったところが「トルコ大使館」という風俗店だった、なんてことがあったくらいだから。それで名前を変えたが、そのさい「ソープランド共和国」なんて無いかを決めた後から心配になって調べ、無いから安心したという笑い話がある。
 そしてもう一つは映画『ミッドナイトエクスプレス』がテレビで放送されるとき、本物のトルコ大使館から抗議を受けて中止になったこと。この映画は実話に基づき、トルコとアメリカの外交対立の犠牲になった青年の苦悩を描いていた。これを見たらトルコには行きたくなくなる。
 オーストラリアも業者は親日だからと推薦しているが、戦争では日本に恨みが深い国だし、「メルボルン事件」という『ミッドナイトエクスプレス』さながらの事件で日本人が犠牲になっている。
 パラオも親日だが、ここは日の丸を南の国らしい色にした国旗をもち、東洋的旋律の国歌にして、平和憲法も日本を見習っていたが、アメリカの凄い圧力を受けた。米軍基地を作らせろと。それで苦悩するパラオを、対米従属の日本は支援しなかった。
 ビルマでも、独立に日本軍が貢献したけれど、あくまで日本のために利用するのが目的での独立支援だったから『アラビアのロレンス』と同じ。そのアラブでは親日度が強かったのだが、アメリカに追従したためガッカリされてしまった。
 このように、なにかとアメリカがらみで問題になっているが、それでも行った人の「自己責任」という日本の政府の態度は、実はイラク戦争より前からで、海外で困ったとき大使館が当てにならないことがしょっちゅう。
 例えば石原慎太郎が来て、当地から地元の支持者たちに大量のハガキを書いて選挙宣伝ということで、大使館員たちが手伝わされて大忙し。そのため現地で困った日本人が対応してもらえなかったことがあったが、これと似たようなことは、あちこちでよくある。
 そうとは知らず、ナショナリストで頼もしい政治家だと信じている日本人がいっぱい。どこまでもお人好し。
 
 人気ブログランキングへ
 
 Excite エキサイト : 社会ニュース
[PR]
Commented by masagata2004 at 2009-08-09 21:20
大使館が頼りにならない。身を以て体験しています。
Commented by ruhiginoue at 2009-08-11 19:09
 外国で困った時、自国の大使館に国旗が翻っているのを見て安心と心強さを覚えるものですが、日本はそうではありません。
 だから学校の行事で押し付けるしかないのが現実でしょう。
 しかも押し付けている人が頼りなく感じさせててる張本人というのだから、もうギャグでしかありません。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by ruhiginoue | 2009-08-09 14:49 | 国際 | Comments(2)