松林宗恵監督8月15日に死去
2009年 08月 15日
松林宗恵監督が死去したそうだ。心不全のため89歳。人気の『社長』シリーズなどを手掛けたと紹介されているが、もう一つの代表作は戦争映画だった。東宝で円谷英二と組んで核戦争の悲劇を描いたSF『世界大戦争』や、『太平洋の嵐』など戦史ものの数々と「8.15シリーズ」の『連合艦隊』などがあった。そのためか、テレビでは『帰ってきたウルトラマン』も二作監督していた。
彼は僧籍にあり、戦争体験もあった。そのため戦争の悲惨さを描くことに力を入れていた。しかし「反戦」という言葉は嫌いで、それは戦いをする意味になると述べていた。心情的には理解できるが、そのため彼の戦争映画は好戦ではないが反戦でもなく、厭戦という内容になり、政治性も欠落していて、庶民は流されるだけだから気の毒ではあるが愚かしく、いつも絵空事であった。
そんな監督が8月15日に死去とは、偶然だが意味ありげに思えてしまう。
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彼は僧籍にあり、戦争体験もあった。そのため戦争の悲惨さを描くことに力を入れていた。しかし「反戦」という言葉は嫌いで、それは戦いをする意味になると述べていた。心情的には理解できるが、そのため彼の戦争映画は好戦ではないが反戦でもなく、厭戦という内容になり、政治性も欠落していて、庶民は流されるだけだから気の毒ではあるが愚かしく、いつも絵空事であった。
そんな監督が8月15日に死去とは、偶然だが意味ありげに思えてしまう。
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by ruhiginoue
| 2009-08-15 20:27
| 映画