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by ruhiginoue

宗教の増長と寄生

 伊勢神宮参道の石灯籠の建て替えを計画していた社団法人神宮環境振興会が、寄付金の架空計上などによる約3億6千万円の粉飾決算で公益を害したとして、三重県は20日までに公益法人に関する整備法に基づき解散を命じた件。
 もともと、宗教関係は公益法人として恩恵と特典が与えられていたが、そのかわり、それに相応しくない不正があれば、厳しい処分がされたものだった。
 ところが次第に甘くなり,そのうち甘いどころか宗教法人とは脱税その他不正の隠れ蓑の代名詞のようになり、バブル時代には税金対策のため何でも良いから宗教法人を始めようというのがテレビドラマのコメディのネタになるほどだった。
 そして、オウム真理教が、あれだけ色々と問題をおこしたうえ、それらを追及した弁護士が妻子ともに一家皆殺しという狂気の段階に入ったのに、警察の対応に問題があって、オウム教が増長して被害が増大した。
 これは、宗教団体が政治的な力を持ったことが原因だとの指摘があり、特に反創価学会のジャーナリスト溝口敦などが問題にしてきた。
 しかし、この溝口氏を、新左翼系の雑誌が猛攻撃し、その内容は非常識な人格攻撃にも及んでいた。そうした新左翼系の雑誌と執筆者たちは、反権力を標榜したため商業的なメディアには出られず,「新」左翼であるからと共産党も攻撃対象にしていたため共産党が独自に発行する機関紙雑にも出られず、頼ったのが創価学会系だった。そして、敵の敵だから味方である創価学会を持ち上げ、創価学会批判を攻撃する代役を務めた。
 そして、創価学会は政権の側に付き、立場をなくした新左翼は迷走し、中には異常な言動をする者まで。
 そんな中,久しぶりに宗教がらみで、もともとあるべき行政となったのは、選挙で政権交代があるかもしれないから、なのだろうか。

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by ruhiginoue | 2009-08-20 14:14 | 社会