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by ruhiginoue

最高裁判事の審査もある

 前に書いたことがあるが、君が代伴奏を拒否した教師の処分取り消しの裁判で教師が敗訴し、最高裁が上告棄却したところ、反対意見の判事が一人だけいた。
 途端に、ネットウヨの連中が、この裁判官はケシカランので不信任に投票しようと言い出した。また、朝日新聞の社説など一部のマスコミ論調が、この教師に同情的な立場から反対意見を強調したため、ネットウヨと同様の誤解する人が一般にもいた。だから逆に君が代問題でその教師に同情的な人たちは、反対意見の判事を良識派だと思うだろう。
 しかし、この裁判官は藤田宙靖という「保守反動」として知られる人で、なぜ反対意見を述べたかというと、その教師と支援者たちが思想信条の自由を振りかざし政治的な話ばかりしていたからだった。
 そうではなく、思想信条の自由に反していても、業務ならしなければならないことはあり(判決はそう言う趣旨だった)、しかし、それは業務遂行に必要不可欠なものである場合で、では、それに本件は該当するかどうかが問題になるのだから、本来の問題が争点となるよう裁判をやりなおすよう差し戻すべきだと主張したのだった。
 つまり、その教師と支援者など左寄りの人たちが、場違いな政治的な主張をするので、その独善性を批判してもいたと解釈もできるのだ。少なくとも,左寄りの人たちに理解を示したのではない。
 このように、誤解に基づいて判断してしまう人が少なくなく、同時に、よくわからないと言う人もいる。裁判所前の困った老人のように、自分の滅茶苦茶に気づかないで最高裁批判してる人もいる。(この人はまた騒動を起こして逮捕されている)
 かつては、何も判断材料が提示されなかったが、その問題点が指摘されるようになり、判事たちがどんな経歴でどんな裁判に関わったかを載せた資料が選挙公報と同時に配布されたり、新聞が独自に一覧表を作って掲載したり、などの情報提供が昔より詳しくはなったが、それでもまだ不十分と言える。
 だから、最高裁の判決と決定について、法学者や弁護士が独自に研究したり、その意見を訊きながら報道関係者や市民が研究し、国民に正しい判断を呼びかけるよう、活動を活発化させなければならない。
 とりあえずは明日の投票だが,なにも書かずに投票すると信任と看做すという制度に騙されることだけは避けたい。許せない判事がいたら「×」をつけ、全体的傾向が気に入らなかったら全員に「×」をつけることだ。

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by ruhiginoue | 2009-08-29 14:27 | 司法 | Comments(0)