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by ruhiginoue

当てにならないから相談しないだけ

 「シード・プランニング」という調査会社が、東京都23区内に在住する成人1000人(20歳代、30歳代、40歳代、50歳代、60歳代以上の各年代200人)を対象に実施したアンケートによると、医薬品の購入時に薬剤師や店員に相談するかを聞くと、「ほとんどしない」が39.4%で最も多く、これに「時々する」36.4%、「相談しない」19.7%、「必ずする」4.5%が続いた。
 購入する医薬品を選ぶ際の薬剤師の助言の重要度に関する質問では、「少しは重要」と考える人が54.2%で最も多く、以下は「あまり重要ではない」22.7%、「非常に重要」16.9%、「全く重要ではない」6.2%の順。「少しは重要」と「非常に重要」を合わせると、7割以上が重視する意向を示す一方、重視しないとの回答も3割近くあった。
 また年齢別に見ると、女性は「重要である」との回答がすべての年代で7割を超えた一方、男性は60歳代以上を除くすべての年代が6割台だった。
 つまり、薬店の従業員があまり信用されてないとか不信感を持たれていると言うこともできるし、女性は男性に比べて従順なため間違った情報も鵜呑みにする危険もあると言えるのだが、しかし同調査会社では、男性に比べ、女性には適切なアドバイスが受け入れられる傾向が見られると、奇妙な結論付けをしている。クライアントのご機嫌伺いか?
 さらに、薬事法の改正で第1類医薬品の購入時に薬剤師の説明が義務付けられたことで、安心して購入できるかを尋ねたところ、「そう思う」が51.5%と過半数を占め、以下は「どちらともいえない」39.7%、「そう思わない」8.8%の順だったが、莫大な学費と年月をかけて勉強して国から資格を与えられた人が説明して安心という人が、かろうじて過半数であり、これは惨憺たる結果というべきである。
 実際に、医薬分業になってから薬剤師の説明が医師の説明と食い違い、どういうことかと問い合わせたり自分で調べると、だいたいは医師の言うことが正しいものだ。もちろん医師にも怠け者は少なくないが,それでも薬剤師よりは医師の方に勉強家が多い。また、知らなければ調べたり、わからないことを適当に言って誤魔化したりせず正直にわからないと言うなど、専門家として本来の態度をとるのは、薬剤師より医師に多い。
 これは医療の世話になる機会が多い人たちの経験則から明らかだが、あと、「危ない学部」と皮肉られるがそれなりに志が強い医学部に比して、「脇役学部」と皮肉られる薬学部は志望の段階ですでに志が低い傾向があるからだろう。

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by ruhiginoue | 2009-09-09 22:45 | 社会 | Comments(0)