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by ruhiginoue

許せないから死刑なら全員死刑

 「バラバラ殺人」の裁判で、特に量刑が問題となったが、死刑か無期かで結局は無期となった。
 判決は、事実関係とともに法と判例をかなり緻密に比較してのものだから、一応相当に慎重であると言えるだろう。
 それでも、こんなに酷いことをして死刑じゃないなんて不当だと感じる人は少なくないだろうが、それだけで死刑だと言ったら、どんな犯罪もみんな死刑である。
 酷いのは当たり前で、では、どんなに酷いのかが問題となっているのだから、その程度を細かく調べて考えるのは当然だし、裁判である以上、法律を破ったことが悪いということなのだから、どう法律を破り、それがどう悪いのか、という難しいことを、いちいち議論するのが決まりだ。
 なぜなら、それを延々と繰り返す根気が要る作業をして、やっと世の中の秩序が守られるのが現実であるからだ。
 とにかく、今回の判決は、現在の刑事裁判の中では比較的にだが丁寧であり、その点では評価すべきだろう。

 
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Commented by Piichan at 2009-09-10 16:06 x
「犯行の凶悪性」というのが個人の主観に左右されるものですからね。この事件が裁判員制度でさばかれていたら死刑になっていたはずです。
Commented by ruhiginoue at 2009-09-11 16:21
 主観でも根拠あってのことなら意味があるので、陪審員のように事実認定に限定するべきで、その点で裁判員は問題があるのでしょう。逆に裁判官が裁判員を誘導できてしまうとの問題もあります。
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by ruhiginoue | 2009-09-10 15:14 | 司法 | Comments(2)