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by ruhiginoue

名誉毀損と週刊誌

 もと「ミスター文春」の花田編集長らが、愚かな著者を使って愚かな人たち相手に愚かな商売をしている話をしたばかりだが、そんな花田編集長が、すでに没落して久しいくせに、自分の仕事をコケにされたと名誉毀損で訴えたそうだから悪あがきである。
 ところで、名誉毀損が高額化して雑誌が萎縮する傾向があると言われるけれど、それが芸能関係にも影響し、かつてのように週刊誌などの記者たちからしつこく嗅ぎ回られなくなったので、覚醒剤もやりやすくなってしまったのではないかと言う指摘もある。
 名誉毀損は、そもそも社会的地位がある人がその立場を守るために作った法律によるもので、弱い者いじめを懲らしめるのではない。これが改められないままだから、金持ちや権力者が追及をかわすのに利用する。
 反対に、弱者が救済を求めても退けられる。いい例が、被疑者の段階であるとか冤罪の可能性があるのに犯人扱いの報道をされたとして訴えても、警察がそれらしい発表をしたから仕方ないと退けられることだ。
 この現状について、故三浦和義氏は、自分が週刊文春などのせいで散々懲りているのに、庶民を擁護するのではなく鈴木宗男氏ら職務にからんで疑惑を持たれた政治家(それも常に与党で、野党の政治家ではない)の側にすりより、自分はエスタブリッシュメントであり続けたいと熱望し続けていた。
 そして彼は、貿易商だがフェアトレードには無関心で、アメリカについて銃社会であることには自分の体験から批判するけれど、植民地的な搾取については冷淡で、だからサイパンが米領とは知らずに行楽に出かけて、周知の通りである。
 三浦氏のことは、当人がどうしても駄目だったのだから仕方ないが、そうでなくても、法律の在り方を逆転された現状から是正するよう各方面に働きかけなければならないと痛感している。

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by ruhiginoue | 2009-09-22 16:53 | 司法 | Comments(0)