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by ruhiginoue

プロ野球の土井正三氏が死去

 名選手が名監督になるとは限らないと言われているが、それどころか悪者のように言われた人は珍しいだろう。
 亡くなった土井氏は、巨人の名選手だったがオリックスの監督としてファンからブーイングばかり浴びせられ、それもただ試合に勝てないからではなく、選手を潰すと非難されたのだった。
 あのイチロー選手が鈴木と名乗っていた新人時代に、例の振り子打法の研究と練習をしていたら土井監督が「『そんな打ち方は一軍で通用せん』と言ったとか言わないとか」と野村監督が皮肉を言っていたが、なにか新しいことをしようとすると否定するタイプの人だったようで、またパンチ佐藤選手は、どうしてもソリが合わないからトレードに出してくれと言ったとも伝えられている。彼はあのひょうきんな言動で人気だったが、これは後に仰木監督は笑ってくれたうえ、「彼の明るさのおかげで年間に何試合かは余計に勝てた」とまで言ったが、土井監督は真面目にやれと叱るばかりだったらしい。
 もちろん相性もあるが、イチロー選手は土井監督を批判はしていないけれど「もし巨人に入っていたら潰されていた」とは発言したし、佐藤選手は、同時期に活躍していたヤクルトの古田選手が、アマチュア時代は佐藤選手のほうがよく打っていたのに、プロに入ってからの古田は急激に伸びて首位打者となり、それについて佐藤選手が尋ねたら、野村監督の指導を受けたおかげだと言ったそうで、そのとき自分は、不運のせいにしたくないけれど、それでもやはり情けないという意味の発言をしていた。
 巡り合わせというものは、何にでもあるということだろう。





 笑ってくれる監督はいい


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by ruhiginoue | 2009-09-25 18:19 | 体操 | Comments(0)