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by ruhiginoue

無意味で虚しい学力テスト

 川端達夫文部科学相は、全員対象方式から抽出方式への切り替えを検討している全国学力テストについて、「個々の学校がその成績を上げることだけに競争し合うのは意味がない」と会見で述べた。
 以前指摘したが、アメリカの場合、同様のテストを行い、平均より著しく得点が低い地域があると、中央政府は教育予算の交付金を増やし、そうした地域に特定の人種が多い場合は人種差別と貧困について調査する。
 日本は事情がちがう。
 もともとは、霞ヶ関の方針が日本全国津々浦々まで行き渡っているかを確認するためだった。つまり中央統制。だからこの嫌らしさと役人根性に反発してボイコットした学校があり、中央の圧力で多くの教員や校長までが、教壇を追われた。それ以来、教師は高圧的か無気力かの傾向になった。
 また、これに対応して指摘を受けたが、学力テストをしてみたところで進学先が豊富か乏しいかの現実も見なければならないそうだ。実際に、良い成績をとっている地方で進学率が低く、成績は悪くても大都市部では進学率が高い。
 これでは成績だけ上げても無意味だし、むしろ虚しくなってしまう。

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by ruhiginoue | 2009-10-09 17:35 | 政治 | Comments(0)