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by ruhiginoue

女性の顔なら以前から

 顔にけがをして傷痕が残ったことで、精神的苦痛とともに社会的にも悪印象となり仕事にも影響するとして、その損害が法的にも認められることはあるが、それはだいたい女性の場合である。
 女性にとって外見が男性より重く見られることについて、就業にもかかわることなど性差別であると言われていても、現実に影響があることは無視できず、その点でプラスアルファすべきというのが通例だ。
 ところが、男性でも芸能人なら影響があるということで、顔の怪我について損害と認められる判決があった。
 これは、交通事故で顔に傷痕が残り、モデルの仕事を辞めざるを得なかった男性(28)で、福岡地裁久留米支部は、事故の相手方に、逸失利益や慰謝料など約700万円の支払いを命じた。やはり、男性の代理人弁護士は、男性の顔のけがによる後遺障害で逸失利益や慰謝料を認めるケースは珍しいと言っていた。
 すでに芸能人として活躍していたことが重視されたのだろう。
 専門医が言うには、顔の傷は比較的治りやすい。血管が多く血の巡りが良いからだ。あの長谷川一夫も、顔を切られた事件のあと、傷が深くて再起不能かと思われたが、意外に早く良くなったので、化粧で傷を隠して復帰したし、仮面ライダー2号一文字隼人の役でおなじみの佐々木剛は、自宅の火災で顔面に大やけどをし、俳優として絶望かと思い酒におぼれるなど自暴自棄だったが、何度も外科手術をくりかえして「ほんとうに改造人間になった気分」と言ったそうだが、おかげで復帰できるまでになった。
 もちろん、治りにくい場合もあり、特に表面ではなく神経や筋肉に損傷があると、元通りとはいかない。おそらく『ガラスの仮面』は、その類だろう。もっとも、これは実在のモデルがいて、同じ人をモデルに描いたのは『キャンディキャンディ』の最後のほうにも出ていて、こちらのほうが実際に近い。
 ただ、治ったとしても、それまでに時間がかかり、仕事場から相手にされなくなってしまうことが多い。社会的にブランクが出来ること、他人から忘れられること、自分が歳をとること、の三点が、悲劇である。芸能は特にそうだろうが、どんな仕事にも同様にあることだ。

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by ruhiginoue | 2009-11-05 08:43 | 司法 | Comments(0)