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by ruhiginoue

化石の部分は何も勉強しなくても試験は満点だった

 高校の地学の話だが、アイソスタシーとかはかったるくて嫌いだったが、化石の話は先生の話を聞いて無くても教科書読まなくても、試験は何も勉強せずに満点だった。小学生のときにすでに全部ブルーバックスその他の本で読んでいた。
 試験に地層のことが出て、歴史で年表の空欄を埋めよというのと同じような出題だったが、カンブリア紀ーオルドビス紀ーシルル紀ーデボン紀ー石炭紀ー二畳紀ー三畳紀ージュラ紀ー白亜紀と、みんなが舌噛みそうだと言うのをスラスラ埋めてしまった。
 ところが、かつて憶えたとき二畳紀と言っていたのが今ではペルム紀と言うそうで、この程度のことなら気象でミリバールをヘクトパスカルと言うようになったのと大して違わないが、恐竜についてはもう新説が次から次でキリがない。
 例えば円谷プロのテレビ番組『恐竜探検隊ボーンフリー』の主題歌の一節「長い眠りの目を覚まされたブロントサウルス」は「アパトサウルス」と言うべきだが、これはようするにハマチとブリとかシラスとウナギの違いでしかないのだけど、それはともかく後の『ジュラシックパーク』を読んだり観たりすると、恐竜の姿形から生態まで、ぜんぜん違う。
 また、中学のころ、東京理科大卒の担任の教師は、理科の授業中で、ティラノサウルスはノロマだったから、同様にノロい恐竜ばかりのときは王者だったが、そのうちもっと進化して俊敏な動物が台頭してきて、淘汰されたと言ってた。
 確かに、昔は恐竜は「のっし、のっし」「どっすん、どっしん」と歩いていたと思われていて、昔の映画ではそう描写されていたけれど、最近の映画では動きが早いこと。これは特撮にCGが使われるようになっただけではなく、学説が変わったからだ。
 その点では、『ジュラシックパーク』の続編の原作で、ティラノサウルスは動かなければ認知できないという古くて否定された説を信じていた人が、逃げずにジッとしていて食いつかれてしまう場面があった。また、恐竜に羽毛があるとか、子育てをするとか、鳥が子孫とか、昔信じていたことがひっくり返る連続。
 で、今回新しく南アで発見された恐竜だが、竜脚類の謎が改名されるかもしれないとのことで、ブロントならぬアパトサウルスらもそうだが、これは分類についてはさらに他に竜盤類と後に発生した鳥盤類、獣脚類と竜脚形類にと細かくなって、進化の過程は今のところ発見された化石から推理するしかないので、そこへ新たな化石が発見されたら途端に変わってしまったりの連続ということだ。
 それに比べると、昆虫とか細菌は、昔から生きているのと後に進化してきたのとがどちらも象徴的な種が生き残っているから、いちいち混乱がないということなのだろうか。
 しかし、また新しい発見ということがあるから、恐竜は面白い。
 


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by ruhiginoue | 2009-11-12 22:25 | 学術 | Comments(0)