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by ruhiginoue

渡辺美里が久々の大ヒット曲

 ベテラン歌手の渡辺美里が、久々に大ヒット曲を出したそうだ。彼女は八十年代なかばに洋楽カバー曲でデビューしたが、ヒットしたのはその後に出した、当時やはり新進だった小室哲哉の曲だった。
 そして彼女は、小室哲哉があのとおり不祥事を起こしても、出世作は大事にして歌い続けてきた。
 先日、ある寄り合いの席で、長年音楽業界で働いてきた人の話が聞けたのだが、渡辺美里の出世作を作った当時の小室哲哉の曲に感心して作曲を依頼したプロデューサーなどは、みなその出来にガッカリしたそうだ。
 ところが、ガッカリさせるようになった小室哲哉は、むしろ以前にも増してヒットメーカーとして大活躍し始め、一時は神格化されるほどだった。
 自分のスタイルを確立し、それに伴う名声を得ると、それが独り歩きしはじめて、自動的に利益は生むようにはなるが、個性は失われ、無理すれば珍奇さに転化してしまう。
 これは音楽に限らず小説その他のどんな創作でも言えることだが、それでも才能が深く根を張ったものであれば良いけれど、未熟な状態で、たまたま上手く出来たものがあり、それで成功して名前だけが広まり金はたくさん入って来ると、才能が元々たいしたことないか、ちゃんと才能はあっても正しく伸ばせないでいたりした場合は、成功との落差に悩むようになる。
 その典型だったのが小室哲哉であり、小室より極端だったのがフォーククールセイダーズの加藤和彦で、加藤は最初の有名すぎるあの三曲だけによって持ち上げられたものの、そこに期待されて依頼され、作ったらガッカリされる。だが、いちおう名はあるので宣伝にだけはなるからしょうがないという態度を業界でとられ、一般社会からは好意をもって支持されることが無いということが続く。そして、自分はほんとうは必要とされていないのだと言って自殺してしまったのだろう。
 そういう話だった。

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by ruhiginoue | 2009-11-21 16:59 | 芸能 | Comments(0)