発言するには自由より前に脳が必要
2009年 12月 02日
かつて大橋巨泉氏が、“小泉旋風”の真っ盛りの時期に、今ちょうど弊害を指摘されている“小泉改革”の危なさを予言してテレビなどで説き、それにより菅直人議員の誘いで民主党から選挙に立候補し、当選したが、民主党は発言する自由も議題を話し合うこともなく、党内民主主義の点で問題だと批判し、辞職した。
辞任の記者会見に辻本清美議員が乱入し、気持ちはわかるが、辞めずに一緒に闘おうと迫ったが、それも大橋氏としては考えたけれど、当選したときの得票が、自分個人で得たものより民主党から得たほうが多いので出来ないと言った。
これは中途で投げ出す口実だと批判も受けたが、選挙で当選したさいにどう支持を得たかは、その後の身の振り方に影響して当然で、考えないほうがむしろおかしい。
このことから、川田龍平議員はやはり間違っている。そして相変わらずである。
彼は民主党の会派から誘われたが、民主党は自由に発言することができないから断ったと言って批判し、「みんなの党」に入ると表明した。小さな党に入れば、大きな党よりは影響力は持てるだろう。「民主」より「みんな」は遥かに小さい。そしてその党名から、誰でも受け容れるという意味である。
しかし「民主」だって、もともと寄り合い所帯の野合であり、それよりさらに頭数が乏しいうえ仲間はずれたちの集まりというべき「みんな」は、自由があるかどうか以前の問題で、比較にならないだろう。
それに、川田議員は左派の市民運動によって選出されたのだから、自民党の右派が中心である「みんな」とは政策的に相容れないはずだ。これでは選挙で投票した人たちの圧倒的多数は納得できまい。
その前には、母親とともに共産党と密接だったけれど、無党派の方が有利そうだとか、タレント議員の中村敦夫など他に組みたい有名人が出来たとか、とにかく何かあるとその度に後から態度と話がコロコロ変わるので、共産党も付き合いきれないと言い出した話はよく知られていることだ。
そもそも、発言するには自由も必要だが、その前に脳が必要で、その点で川田龍平と言う人には見識がこれっぽっちもない。これは直接会うなどした人ならみんな知っている。
彼は、母親がもともと政治好きだったうえ、病気がきっかけで差別を受け悔しかったため、虚名を得ることで世間を見返してやろうとの思いから、ステージママが子供をタレントにしようとするのと同じ感覚で、母親が熱心になり子供を政界に入れたわけだが、しかし芸能界と違い政界は選挙で年齢の規定があるため、宮沢りえや安達祐実とは逆に母親が先にデビューしたにすぎない。
そして、結婚したとたんに母親から自立しはじめたのは当然だが、そうしたら母子感染による左翼小児病が快癒し始めたようで、「二人だけの世界にこもってしまった」と母親が嘆いて言ったように、ますます仕事をほったらかしにするようになって、支持者たちを怒らせた。
こんな調子だから、選挙で支持した人たちと相容れない政党に入ることなど、平気なのだろう。
Excite エキサイト : 政治ニュース
辞任の記者会見に辻本清美議員が乱入し、気持ちはわかるが、辞めずに一緒に闘おうと迫ったが、それも大橋氏としては考えたけれど、当選したときの得票が、自分個人で得たものより民主党から得たほうが多いので出来ないと言った。
これは中途で投げ出す口実だと批判も受けたが、選挙で当選したさいにどう支持を得たかは、その後の身の振り方に影響して当然で、考えないほうがむしろおかしい。
このことから、川田龍平議員はやはり間違っている。そして相変わらずである。
彼は民主党の会派から誘われたが、民主党は自由に発言することができないから断ったと言って批判し、「みんなの党」に入ると表明した。小さな党に入れば、大きな党よりは影響力は持てるだろう。「民主」より「みんな」は遥かに小さい。そしてその党名から、誰でも受け容れるという意味である。
しかし「民主」だって、もともと寄り合い所帯の野合であり、それよりさらに頭数が乏しいうえ仲間はずれたちの集まりというべき「みんな」は、自由があるかどうか以前の問題で、比較にならないだろう。
それに、川田議員は左派の市民運動によって選出されたのだから、自民党の右派が中心である「みんな」とは政策的に相容れないはずだ。これでは選挙で投票した人たちの圧倒的多数は納得できまい。
その前には、母親とともに共産党と密接だったけれど、無党派の方が有利そうだとか、タレント議員の中村敦夫など他に組みたい有名人が出来たとか、とにかく何かあるとその度に後から態度と話がコロコロ変わるので、共産党も付き合いきれないと言い出した話はよく知られていることだ。
そもそも、発言するには自由も必要だが、その前に脳が必要で、その点で川田龍平と言う人には見識がこれっぽっちもない。これは直接会うなどした人ならみんな知っている。
彼は、母親がもともと政治好きだったうえ、病気がきっかけで差別を受け悔しかったため、虚名を得ることで世間を見返してやろうとの思いから、ステージママが子供をタレントにしようとするのと同じ感覚で、母親が熱心になり子供を政界に入れたわけだが、しかし芸能界と違い政界は選挙で年齢の規定があるため、宮沢りえや安達祐実とは逆に母親が先にデビューしたにすぎない。
そして、結婚したとたんに母親から自立しはじめたのは当然だが、そうしたら母子感染による左翼小児病が快癒し始めたようで、「二人だけの世界にこもってしまった」と母親が嘆いて言ったように、ますます仕事をほったらかしにするようになって、支持者たちを怒らせた。
こんな調子だから、選挙で支持した人たちと相容れない政党に入ることなど、平気なのだろう。
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by ruhiginoue
| 2009-12-02 15:13
| 政治