井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

テレビ離れ

 どうせネットもいずれ飽きられて「ネット離れ」と言われるようになるだろうが、今は「活字離れ」に続いて「テレビ離れ」が進んでいると、民間調査会社のアンケート結果にも出ている。
 どんなメディアも、特徴はそれぞれさまざまで、新しいものが流行るのは当然であり、その一方で共存するものだ。
 ところが、活字離れについては、新聞や出版の業界がお高くとまっていて、今流行の言い方をすれば「上から目線」で嫌な感じだと言われているように、テレビも、その影響力によって業界人がうぬぼれていて、現実にはがんじがらめで自由が無いのに、商業的には影響力があり儲かっていることから、自身が権力であると錯覚してしまっていて、問題を自覚できないでいる。
 そして批判する側も、報道機関をチェックする市民団体と称しているところは、だいたいお粗末で、対象を勝手に持ち上げたうえで、社会悪だから権力だと短絡的に決めつけて「権力だーっ」と叫ぶことがそのまま批判になると思い違いするという、七十年代の学生運動のノリである。そこへ、大手メディアに勤務していたけれど名をあげられなかった人が、嫉妬で同調するという構図である。
 どんな形態であろうと、それぞれの特徴があるのだし、要はどれだけ民衆の知る権利に応えるか、である。だから、アルジャジーラ放送なんて、常に注目を集め、だから米軍に攻撃もされた。
 この局は最近でも、ソマリア海賊討伐について、それならより悪質な海賊についてなぜ放置なのかと、厳しく問うている。
 日本では「ありがとう海上自衛隊」の御用報道ばかりだが、アルジャジーラ放送は、同地の政府崩壊により無秩序となった91年以来、猛毒有害廃棄物を不法投棄する船が世界各地から押し寄せ、また不法漁業により地元漁民から収穫物を横取りして、貧困に追い込み海賊化させているのだが、なぜこれらを討伐しないのかと追及していた。
 そういうものを、翻訳家の方々が送ってくれるほうに料金を支払ったほうがいい。そういうことは、アメリカとか日本にある、企業として肥大化したメディアには無理だ。


人気ブログランキングへクリックを
 
 
[PR]
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by ruhiginoue | 2009-12-07 20:18 | 国際 | Comments(0)