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by ruhiginoue

裁判官も裁判員も公正に対応できるか

 押尾学という人は、事件で初めて名前を知り、今でもどんな人かわからない。
 ただ、被告となってから、連日のようにとんでもない奴だという報道がされていて、それは警察が一方的に発表した情報を、マスコミは相変わらず垂れ流したものだ。
 そして、被告の側では無罪を主張しており、強引な取り調べで意に反する調書を作成されたと弁護人と本人から抗議が出ている。
 こうしたことが、前から問題になっていて、国際的にも批判があり、アメリカからは日本の司法が北朝鮮と同じように問題だとまで言われているのに、いっこうに改まらないのだから、裁判が公正に行われるか疑問だ。
 裁判員が動員される可能性も言われるが、これだけ偏見を擦り込むようにされたうえで、予断を排除し適正に証拠だけを判断できるかというと、ほぼ絶望だろう。
 もちろん、当人と弁護士のがんばり方や敵失の可能性なども影響するから、どうなるかはわからないが。
 とにかく、こういう当たり前のことを指摘しただけで擁護だと錯覚して非難されることが多いのだから、押尾という人が有罪か無罪かではなく、それが公正に決まるか、心配である。


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Commented by 通りすがり at 2010-01-26 23:19 x
この裁判は、全貌が明らかにされた事件に対しての罪の大きさ、有罪無罪を問う裁判ではなく、基本的にはショック状態であった彼女を目の前にして、被告は「彼が彼女の命を助ける為にどれだけの事をしたか・・」という「人間性」を問う裁判でしょう。現場に居た唯一の証人である彼の「何も出来ぬまま死んだ」という証言。医学的にその証言を否定する事は無理であって「即死の可能性は百万分の1でしかない」と反論するしかない。3時間の間、被告は現場で何をしていたか?最後まで現場に被告が残っていなかった理由は?等々、非人間的な彼の行為が裁判官や裁判員に与える印象そのもので判決が決まる、極めて難しい裁判になるでしょう。彼が「無罪」を主張する行為は、彼の人格の低さそのものであるが、人格の低さは決して有罪の理由にはならない。人格の低い人間も「生きて行かねばならない」宿命にある。また、例え凶悪な犯罪者であろうとも「無罪」に持ち込むのが「優秀な弁護士」の仕事である。
Commented at 2010-01-27 01:37 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Piichan at 2010-01-27 19:16 x
裁判員は保護責任者遺棄致死というむずかしい案件にたいして世論の厳罰圧力のもと判断しなくてはならないというのは過酷でしょうね。

押尾氏は裁判員制度の問題点をあきらかにすることこそが社会にたいしてすべき償いだとおもいます。
Commented by ruhiginoue at 2010-01-28 10:56
 世論は当局から発表され偏った情報を垂れ流すマスコミに煽られたものだし、裁判でも公費で集めた証拠なのに検察に都合が良いものだけ出して良い制度からさらに裁判員には偏った提示がされるのだから、まともな判断は極めて困難でしょう。
by ruhiginoue | 2010-01-26 22:24 | 司法 | Comments(4)