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by ruhiginoue

「今時の若い者」ではなく昔から問題

 オリンピック日本代表の国母選手の服装がだらしないと批判されているが、これは昔から日本の体育会的な体質として問題になっていたこと。
 だいたいの外国では、移動のさいは公共の場に出るのだから正装するのが常識なのに、日本では学校の部活から社会人までジャージとかトレーナーやスエットで平気でいたりする。
 かつて、サッカーの監督は試合のさい正装しているはずなのに、日本の監督はジャージであったことを咎められたこともある。
 ところが、こうしたマナーが日本ではないがしろである。決まりを守れないのでは、特にスポーツでは論外のはずだが。
 これは、日本が昔から公共のマナーより重視してきたことがあるからで、その反映がとくに運動部に現れているのだ。
 例えば、ジャージやトレーナーの集団が、電車などにドヤドヤと乗り込んでくると、赤ん坊を抱いた母親が居ようと身障者が居ようと老人が居ようと、おかまいなしで押しのけるようにすらして、後輩が座席を確保して先輩が大いばりで座るような光景。
 「あれでもスポーツマンか」などと呆れて言われる。
 しかし、そのような体質の運動部にいたことで、就職などが有利になる。自分が属する小集団にだけ貢献して排他的な態度を取る者は、日本的経営にとって重宝がられる存在だからだ。
 そして、本当の人間の尊厳としての自由はないがしろとする一方で、枠の外では傍若無人となる。
 つまり、そうした意識の反映により、公共マナーとしての服装という意識が、日本のスポーツ界には乏しいというより欠落してきた。その一つの表れとして、先生や先輩への礼儀にはうるさいのに、本来自由な服装やお洒落も時と場によっては周囲に失礼に当たる、ということを理解できないのだ。
 だから、今時の若者の問題ではない。

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Commented by 石畳 at 2010-02-13 22:54 x
一般社会を「娑婆」「地方」などと呼んで軽蔑していた旧軍の体質を、最も多く受け継いでいるのが日本の体育会ではないのだろうか。
Commented by ruhiginoue at 2010-02-14 15:00
 自分が属する枠だけ、というのはまさにそれですね。
Commented by ケーキイーター at 2010-02-18 15:12 x
 スポーツ得意な人に対するコンプレックスでしょうか。これが本当の「スポコン」。
Commented by ruhiginoue at 2010-02-18 20:39
 この問題は無意識のうちに自然発火したようなものなので「スポンディニアス・コンバッション」略してスポコンでもありましょう。
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by ruhiginoue | 2010-02-12 22:55 | 体操 | Comments(4)