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by ruhiginoue

ちばてつやと仲良しの松本零士は

 漫画家で、ちばてつやと最も仲良しの松本零士は、出世作『男おいどん』の映画化の話があったとき、主演が郷ひろみと聞いて承諾せず、企画は頓挫したそうだ。
 松本零士によると、アイドルとはほど遠い主人公が、悔しがりながらもくじけず自分を奮い立たせる話なのだから、その意味でのミスキャストは許せなかったわけだ。
 郷ひろみは、もともとジャニーズに居て、例のジャニー喜多川に迫られて逃げ出し、付け込んだバーニングが横取りしたため、ジャニーズとバーニングはそれ以来険悪らしいが、それはどうであれ、ジャニーズのアイドルが主役では作者が納得しなかったということだ。
 一方『宇宙戦艦ヤマト』のほうは、ジャニーズのアイドルが主演で映画化するが、著作権を巡る争いで裁判沙汰があり、実質破れた形の松本零士は絵柄の権利しか持っていないから、実写のミスキャストに責任はない。
 そして、ちばてつやの代表作『あしたのジョー』に、ジャニーズのアイドルが主演で映画化の話が持ち上がっていて、またジャニーズによるミスキャストではないかと騒がれている。
 これは別に原作者がいて故人だが、途中からは殆どちばてつやが考えて描いていたらしいので、映画化が実現すれば漫画家の了承があったはずだ。松本零士といっしょに漫画家の権利を守る運動をしていたちばてつやだが、アイドルタレント主演の映画化という安易な企画については、どう考えているのだろう。
 もっとも、それで失敗しても、出来が良くない作品は忘れられるから、不愉快であっても心配することない。高倉健の『ゴルゴ13』とか目黒祐樹の『ルバンⅢ世』、せんだみつおの『こち亀』など、今では存在をほとんど知られていない映画は、いろいろとある。

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by ruhiginoue | 2010-02-20 19:57 | 映画 | Comments(0)