コメントの他に、表示されている著書をクリックしてその感想をアマゾンのレビューに投稿してくださることも歓迎です。おたよりはこちらへruhiginoue@excite.co.jp


by ruhiginoue

死因の隠匿はめずらしくない

 水戸市で殺害された73歳女性について、茨城県警が当初「心不全による病死」と判断していた。鳥取県や埼玉県の連続不審死など慎重な判断が求められるのに解剖などをせず判断を出す危うさが指摘されている。
 この問題では、かつて住んでいた所の大家さんが大変な思いをしていて、その体験談を本にする文章作成を手伝わせていただいたことがある。大家の妹さんが急死し、それは路上で体中が傷だらけで倒れていたから、ひき逃げだとして警察が交通検問をして車体に凹みのある車がないか探していたのに、病気の発作で倒れたから事件ではないと捜査を打ち切ってしまったのだ。
 身体のあちこちにある傷は倒れたさいについたと、不自然なことを言う警察の嘱託医。くも膜下出血が死因だが、外傷ではなく内因性というのも動脈瘤がないのは変だと、後に複数の医師が指摘している。
 なにか裏に不正をする事情があるとしか考えられないのだが、警察も検察も家族の訴えはねつけ、では事故ではないので支払いの対象外だと大喜びする保険会社。遺族は訴訟を起こし、専門家の鑑定では明らかに交通事故だから支払えと証拠を提出して主張したのだが、それでも警察が違う結論を出したわけで、それに従わせてもらうと言う保険会社を裁判官も全面支持した。
 大家さんは、怒りがおさまらず訴え続けるが、親戚からやめてほしいと言われてしまった。大家さんは仕事の関係で東京に住んでいるが、事件があったのは島根県の松江で、地元に住む親類としては当地の警察を敵に回すと恐い。悔しいのは同じだが、どうしようもないと言う。
 この種の問題は、地方社会の閉鎖性の問題でもある。同時に、解剖に同意しない人が地方の特に高齢者には多い。ちゃんと調べないといけないと言ったら、爺ちゃんや婆ちゃんや舅とか姑とか小姑などに反対されたうえ残酷だと罵られてしまい、うやむやのまま火葬となってしまった件は多い。


人気ブログランキングへクリックで投票をしてください

 
Excite エキサイト : 社会ニュース
[PR]
Commented by ケーキイーター at 2010-03-04 14:51 x
で、お師匠さんが手伝った本て、出版されたんですか?
Commented by ruhiginoue at 2010-03-05 16:36
 出版されました。書店にも並んだけれど、ほとんどは大家さんが自費で友達と親戚の他に議員やマスコミに配布しました。
by ruhiginoue | 2010-03-03 00:02 | 司法 | Comments(2)