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by ruhiginoue

池田小の認証に違和感がある

 大阪の池田小学校が、安全な学校としてWHOなどで作る国際認証を日本で初めて得たそうだが、違和感がある。
 同校では01年に乱入児童殺傷事件があり、そこから努力してきた成果ということで、事件で子供を亡くした親も記念式典に参加し祝しているわけだ。
 しかし、あの事件は一般的な小学校ではなく池田小だから起きた事件である。ごく一部の恵まれた家庭出身の子供たちの学校だから、妬まれて襲われたのだった。
 犯人は自ら積極的に死刑となったが、彼は小さい頃から賢いと評判だったのに、親とくに父親からひどい扱いをされ「お受験」させもらえず、大人になってから就職や結婚で学歴が何かと問題となり、精神を病み自暴自棄となり自殺するつもりで、妬ましい子供たちを道連れにしようと考えたそうだ。
 だから、そんな者による侵害を防ぐことが、安全な学校づくりの動機と目的の主要な部分である。それを無邪気に喜べるだろうか。内部のことなら、どうも学習院の皇族ですら安全ではないらしいから、安全な環境にして他の手本にもなる意義があろう。ところが池田小のしたことは排他性を高めたということではないか。
 これが大学か、せいぜい高校で、行く道が分かれるのは仕方ないだろうけれど、小学校では児童たちに大した差はない。そこで本人ではなく親次第で分けられ、そこから将来にまで決定的に大きな影響が及ぶ。これを是正するのが筋ではないか。
 もちろん、とりあえずの対策は結構である。だから、そのことを自覚して、根本的な解決ではないので喜んでばかりいては駄目なことを知るべきだ。


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by ruhiginoue | 2010-03-06 04:44 | 社会 | Comments(0)