井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

自然保護に人以外の原告

 自然環境保護の訴訟で、名目として人以外の原告を立てることがあるが、神奈川県三浦市の「北川湿地」の「湿地」を原告に加えて周辺住民らは、京浜急行電鉄(東京)が進める埋め立て事業により貴重な自然環境が破壊されるとして事業差し止めを求めて横浜地裁に提訴した。
 開発のためなりふり構わずの時代はとうに過ぎており、決まり切った公益性では抗弁にならなくなっている。そのことを住民らがどこまで押し出せるか。
 例えば高尾山に住む天狗を立てて道路工事差し止めを求めた「天狗裁判」は完敗であったが、これは相手がお上であるからというだけでなく、弁護士の手腕も問題だった。中心的な渋谷法律事務所の中杉弁護士は、別件で答弁書に主張の趣旨が逆さまになってしまうトンデモ記載間違いをしておいて、そのことで相手方に意味を訊ねられても確認しないまま、わけのわからないことを言われたと逆上して法廷で声を荒げ、裁判官に指摘されると慌てて、照れ笑いはしても非礼を詫びることが無かった。
 こんな弁護士では、ただでさえ難しい裁判に勝てるわけない。主張が正しいかどうか以前の問題である。こうした問題について、運動をしてる人たちは、情報が無いこともあるが、そもそも関心が薄いので、裁判で負けても裁判所が不公正だとしか思わない。もちろん公正とはとうてい言えないが、自分たちがお粗末では話にならないだろう。
 また、無謀な主張では勝てないと現実を説くと反発する人たちの依頼は、弁護士も忌避する。それに気づかず、言うことを聞いてくれた弁護士がいたと喜んで依頼してしまい、実は単に売れてないからなんでも引き受けていただけだっから、腕が悪くて当然に負け、ということもある。
 こういうことに、もっと気をつかうべきだ。

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by ruhiginoue | 2010-03-20 10:33 | 司法 | Comments(0)