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by ruhiginoue

予め用意していたのだろう

 TBSテレビがニュース番組中で、病気で倒れたプロ野球の木村氏について、病院で治療中なのに誤って「巨人木村コーチ急死」という字幕スーパーを表示してしまい、訂正し謝罪した。
 しかし間違った文字表示の間、アナウンサーはちゃんと、木村コーチは病院で治療中であると伝えていた。
 これはおそらく、亡くなった場合に備えて予め用意していたものを、間違って出してしまったのだろう。
 用意が良すぎてしまい失敗することは時々ある。これが倒れた人についてだと、不謹慎との誹りを受けてしまう。
 前に映画解説者の淀川長治氏が言っていたが、ハリウッドスターが不治の病で長いこと無いので、ある映画雑誌から追悼文を書いてくれと依頼され、まだ亡くなっていないのにと怒って断ったそうだ。
 雑誌の場合、印刷に回したりで時間がかかるから、今からでないと間に合わないと、つい考えてしまうものだ。不謹慎でも現実があるので、それなら密かに用意しておくわけだが、それでも後で用意が良すぎることから、予め用意していたことが判ってしまう。
 映画で言えば『東京物語』で、母危篤のとき子供たちが集まったら長女(杉村春子)は喪服を持って来ていた。実家まで遠いのだから取りに帰れないし、可能性としては使用することもある。しかしあまり良い感じはしない。もちろん、徒労に終わって欲しいと願いあえて用意することもある。
 しかしテレビ字幕の場合は、何でも早めにやっておかないと何かにつけ上役から叱られてしまうので、いつも前もって用意しておいたのだろう。そして今回は勇み足で表示までしてしまったというところだろう。


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by ruhiginoue | 2010-04-04 12:19 | 社会 | Comments(0)