井上靜の気楽な日誌です。コメントよろしく。おたよりはe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

吉里吉里の思い出

f0133526_13172755.jpg これは高校生のとき東北一周したさい立ち寄った吉里吉里の駅でのスナップ。撮影は同級生。もともと、吉里吉里とは変わった地名だと、通りかかった人はだいたい言っていたものだが、井上ひさしの小説『吉里吉里人』の影響で良く知られるようになった。
 吉里吉里は港街で、『ひょっこりひょうたん島』のモデルとなった島が見え、ほんとうにひょうたんのような形をしている。
 それらのため、もともと観光地でないのに、訪問する人がいるようになった。だから地元では、カナダの人たちの気持ちがわかったと言っていた。観光地ではなかったのに『赤毛のアン』のため人が来るから地元は驚いたり呆れたりするのと同じ、と。
 小説で話題になってからしばらくの間は、特需により、土産物が井上ひさしの小説の装丁と同じようにして売られていたが、もともとは漁港なので、ほんとうの特産品は魚介類だと地元の人は言う。たしかに、実際に行ったとき刺身が美味しかったことを記憶している。
 その作者、井上ひさし氏が亡くなったそうだ。前に癌だと報じられていたが、肺癌で、彼はヘビースモーカーだったとも言われる。
 それはともかく、自分にとって特に印象的な小説を書いた人だったので、訃報は残念である。

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Commented by ケーキイーター at 2010-04-12 16:39 x
「赤毛のアン」に関して。プリンス・エドワード島への観光客ってほとんどが日本人らしいですね。
Commented by ruhiginoue at 2010-04-12 19:20
 ベルギーでも、上野の西郷さんのような像を建てて「ネロとパトラッシュ」という日本語の表示をしているそうですから、小説の舞台になったからと行きたがるのは日本人の性質のようです。
Commented by 石畳 at 2010-04-12 21:58 x
日本では、『赤毛のアン』も『フランダースの犬』も、アニメの『世界名作劇場』を通じてファンになった人が多いのではないだろうか。アニメ版でブレークするのも日本的な現象と言えるだろう。
井上ひさし氏に関しては、昔TVで見た舞台劇『きらめく星座~昭和オデオン堂物語』が強く印象に残っている。御冥福を御祈りしたい。
Commented by ruhiginoue at 2010-04-13 19:49
 たしかにアニメ化が決定的でしょう。『フランダースの犬』は英作家が英語で書いた英文学だから舞台のベルギーでは知らない人ばかり。
 日本人だって、アメリカでベストセラーの『将軍』を映画化で知ったわけですから。
 井上ひさし作品は『父と暮らせば』など映画であっても場面が限定されていて元は舞台だとわかるものが多かった印象です。
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by ruhiginoue | 2010-04-11 13:14 | 文学 | Comments(4)