コメントの他に、表示されている著書をクリックしてその感想をアマゾンのレビューに投稿してくださることも歓迎です。おたよりはこちらへruhiginoue@excite.co.jp


by ruhiginoue

馬鹿げた時効廃止

 例の時効廃止が、月内にも成立して5月の施行を目指すことになりそうだ。
 これで警察は大喜びだろう。
 と言っても、もう少しなのに時間切れとなる悔しさが無くなるからではない。そんなことは希だ。最初に捜査してして不明なら、いつまで経っても不明なもの。むしろ時間の経過で証拠が散逸してしまう。
 喜ばしいのは、どうせ時効はないからと放置できるようになることだ。また、時効になって真犯人が名乗り出て、警察と検察と裁判所によって犯人にされた人は冤罪だったことが明らかとなったという例が過去にあるが、そうしたことが無くなれば当局はメンツが保てる。
 そもそも、仮に解決しても、それが間延びしすぎては、関係者が亡くなり社会は事件を忘れている、ということになってしまい無意味だ。外国で、戦争犯罪には時効を設けないとしているのは、それが歴史に関わる問題だからだ。そのような明確な理由が無いのだから、ただ犯罪にきびしい姿勢をしめし、てっとりばやい支持獲得が政治家の意図するところだろう。
 そこに外国が付け込む。中国が、犯罪に厳しくすると国際社会にアピールするため重罪人を死刑にしたが、その生け贄とされたのは日本人たちだ。日本は闇雲に、犯罪に厳しくと叫ぶ風潮になっているから、日本政府としては、犯罪に厳しくしていると国民にしめしたいので、中国に強く抗議できない。そこを見透かされている。
 おかげで、日本は国内で実行力が乏しく弊害ばかりの政策をし、国際的には外国から手玉に取られてしまっている。
 犯罪に厳しく、それは結構だが、もっと多角的な視点を持たないといけない。


人気ブログランキングへ一日一度のクリックで投票をお願いします。

Excite エキサイト : 政治ニュース
[PR]
by ruhiginoue | 2010-04-14 12:47 | 司法 | Comments(0)