井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

国旗と国歌で自民は程度が低すぎ

 自民党の谷議員の国会質問は、程度が低すぎる。
 国旗・国歌法案採択時に反対していた菅直人氏ら8氏が鳩山内閣に入閣していることから、国旗・国歌に対する政府の見解を尋ねたそうだ。
 過去の法案に反対しても、決まったことはいちおう尊重しないといけない立場であれば、どうするのか改めて質問するまでもない。
 ところが、この愚問に対して鳩山総理は「閣僚の国旗への一礼や国歌の斉唱については、閣議決定や閣僚間の申合せ等は行っていないが、我が国で、日の丸が国旗、君が代が国歌として定着していることは、多くの国民に認められているところであり、当然のことながら、閣僚夫々(それぞれ)が敬意を持って対応すべきものと考えている」と、まとはずれな答弁をした。
 野党時代に別の意見だったから、与党になったら法律を変えようと考えているのかと質問されたなら、今のところはそのような意見は出ていないと答えれば良いのであって、過去に反対だったから、その当時とは立場が変わった今、決まったことを無視したりする、というのは非常識なので、そんな質問をされたら、そんな非常識はしないと言えばよい。
 また、国旗と国歌についてどう考えるかと、日の丸と君が代をどう考えるのかも、区別していないから、考え方として不適切だ。
 まず国旗と国歌が違う、国旗は船舶などが目印に使用し、国籍不明の怪しいものではないと示すなどの実用性があるけれど、国歌は儀式に使用するもので、そもそも儀式は重んじる考えと無用との考えとで極端に意見が分かれるし、儀式に音楽を使用することにも意見が分かれる。
 また、国に対しても、役所の大きなものと考えて、自分たちが維持したり世話になったりするものだからそれなりの尊重はすべきだが、宗教がかった敬意を払うべきものではないし、払わされるのは大反対という意見は世界中にある。そして、敬意を払うにしても、儀式とか歌は不要という意見もある。
 さらに、国歌と国旗を必要としたとしても、どのようなものにするかとなると、国民全員一致なんてありえない。世界中の国々で国民と政府あるいは国民と国民で、意見の対立がある。
 こういう問題の区別をしないで、はっきり言うといいかげんな議論というより議論の体をなしていない不毛なやりとりが横行している。だからイライラさせられるばかりである。

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Commented by 腐蜜柑 at 2010-04-30 05:12 x
トラックバックしている他のブログをみればわかります、
決まり切ったパターンの堂々巡りで不毛な議論ごっこ。
Commented by ruhiginoue at 2010-05-03 22:56
 「約束組み手」は実践に役立ちませんね。
Commented by postedbyr at 2010-05-04 09:20 x
外国にも様々意見があるでしょうが国旗を掲げるのは当然の事と
概考えられているでしょうから、我が国も国際社会の一角をなす国家として、船の上でも万博のパビリオンでも日章旗を翻すべきでしょう
Commented by ruhiginoue at 2010-05-04 10:00
 国旗と国歌は違うし、国旗をどこでどのような意味あいで掲揚するかの違いもあり、その図柄に賛否もあるのに、それを知らないで程度の低い話をしている人たちが多いという話のところへ、そのもののコメントをしてしまう人がいるのは、なぜでしょうか。
 唯一可能な解釈は、世界中で権力の側とそれに迎合する人たちの押しつけが圧倒しているので、他の意見は無視ないし圧殺してしまえということです。とんでもないことです。
 また、権力の中にいる人とそれに迎合する人たちは、国旗と国歌は世界の常識というけれど、そうなったのは大英帝国が島国根性で始めて植民地主義で広めたことなので良くないことだからもう辞めようという意見は欧州でも拡大してます。
Commented by 太郎 at 2010-05-05 00:24 x
国歌は国民が元気になる曲がいいです。
君が代は もういいです。
「我ら愛す」がいいです。
http://www.youtube.com/watch?v=tqpdhmynALE

http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/maborosinokokka.htm


Commented by ruhiginoue at 2010-05-05 20:50
 「我ら愛す」が採用されなかったのは政権側が民意を問わず「君が代」を強要したからですが、それは国民誰もが愛唱できる国歌より特定のイデオロギーを推進する方を選んだからで、冷戦下に赤化防止さえできれば国民意識が低下して対米追従でもよいという選択をしたからでした。
 それが禍根を残したわけで、もう時代が変わったのだから、「君が代」は否定される方向に行くのかもしれません。
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by ruhiginoue | 2010-04-29 20:05 | 政治 | Comments(6)