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by ruhiginoue

親が子供に金を使うとは限らない

 鳩山政権の公約である「こども手当」について、無駄づかいではないかという批判もあるが、「公共事業費を増やすのも、防衛費を増やすのも、警察権力を無限大にするのも、外国人参政権に反対するのも、子供が安心して暮らせる日本にするため」とネットウヨ式論法を使えば何でも結構なことになる。
 だから問題はより具体的に考察しないといけない。
 ところで、今の時点で問題になっているのは、現金の支給を公約とは違い半額にして、残る半額は保育施設など行政サービスによる現物支給とする案だ。
 この案で一致をみたというが、それは親が現金を受け取って、子供のために使わないことが危惧されたからだ。
 そこでよく誤解がある。家計が苦しくて子供のために直接の使用をしないとしても、巡って子供のためになっていると考えてしまうことだ。しかし、それでは制度の趣旨にそぐわない。家計が苦しければ、それはそれで別に解決するべきことで、子供のための手当は直接子供に使わないと、そうしてもらえる子供としてもらえない子供の格差ができてしまう。
 また、家計とは無関係に、子供のためにお金を使いたがらない親は必ずいて、自分で浪費してしまったりため込んだりしてしまう人は、「こども手当」にもそうするだろう。
 そんなケシカラン親がいるものかと信じたがらない人も少なくないが、現実は醜いものだ。
 かつて、税金を少なくするため実の息子に給料を支払っていると虚偽の申告をし、怒る息子に対して、渡していないけれど積み立ててやってると嘘の上塗りをして、ついに息子から告発され逮捕されたプロ野球監督の奥さんは、その少し前に、大政党に担がれ選挙に立候補し、当選はしなかったが、もう一息の得票があれば国会議員になっていた。
 これは決して、特殊な例外ではない。周囲を見回せば幾らでも目に付くことだ。多くの人が現実から目を逸らしているだけだ。だから、半額でもやむを得ないどころか、全額を現物支給としたほうが良いほどである。


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Commented by ケーキイーター at 2010-05-08 19:30 x
母親が自分の洋服(着物でも構わない)用に使い込んだら、「ころも手当て」。
Commented by ruhiginoue at 2010-05-09 04:48
それこそ「目も当てられない」。
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by ruhiginoue | 2010-05-07 02:03 | 政治 | Comments(2)