井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

反対するのは共和党

 政府は、最低賃金について時給千円という公約を20年までに実現する方針を立て、これで労使ともに合意したという。
 今どき時給千円くらいでないと、というのはこれまで共産党が労働側の立場から一生懸命主張してきたことで、対して自民党は使用側(企業)の立場から一生懸命ダメだと言ってきた。これを民主党は、実現は先の話になるけれど、ということで双方の合意に至ったという、わかりやすい図式だ。
 ここで笑ってしまう話がある。左翼(自称)たちのなかには、時給千円にケチをつけてきた人たちがいる。共産党がなんとなく気に入らないというだけの良くある難癖だ。労働者の味方だと言うけれど、日本の多くの労働者は時給千円も払えない零細企業で働いているから、給料が上がるどころか勤め先が潰れて失業者になると言う。こう、うそぶいて得意になっている人を見た人もいるだろう。
 だが、これはアメリカの共和党の屁理屈だ。労働組合の支持が多い民主党が、賃金を上げる政策を打ち出すと、大企業の支持が多い共和党が反対し、その方便として、数としては大企業より中小零細企業が多いのだから、それを保護するため低賃金でも良しとしないと倒産や失業者が増えると言う。
 つまり、日本共産党を批判してアメリカの共和党に同調しているのも同然なのだが、それで良いのか、と指摘されると、だいたい日本の左翼たちは困って口ごもり、せいぜい「中小零細企業保護が同時に必要だと言いたかった」と後付の言い訳をする程度である。日本の左翼が、経済を考えておらず、為にする批判を好む、ことがよくわかるというものだ。

 人気ブログランキングへ投票クリックしてください。



 
 

 Excite エキサイト : 経済ニュース
[PR]
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by ruhiginoue | 2010-06-03 21:57 | 経済 | Comments(0)