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by ruhiginoue

気骨ある父とバカ息子

 日本映画では、三国連太郎と佐藤浩一が実の親子だが仲が悪く、だから親子の役で共演した『美味しんぼ』は皮肉だと言われ、原因は三国連太郎が不倫で家庭に問題を起こしたためだから、『荷車の詩』(山本薩夫監督)で三国連太郎が扮した役とそのままであった。
 アメリカでは、『ウォール街』のチャーリー=シーンと父親役だった実際の父親マーチン=シーンが、そのものだった。チャーリー扮する証券マンは、マイケル=ダグラスの投機家にそそのかされ金に目がくらみインサイダー取引をして逮捕されてしまうが、マーチン扮する父親はブルーカラー労働者の誇りを守り、会社乗っ取り工作に協力すれば莫大な金が手に入ると協力を求められても、働く仲間と組合を裏切ることは出来ないと拒否する。
 気骨ある父とバカ息子は、ともに時々逮捕されているが、父マーチンは反戦デモなど政治的な理由で、圧力によりテレビドラマ『ザ・ホワイトハウス』の大統領役が降板の危機もあったのに対し、息子チャーリーは女性がらみの暴力沙汰が何度もあって、情けない話ばかりだった。
 そしてまた、今度は妻へのDVで問題となったチャーリーは、30日間のリハビリ施設入所、30日間の保護観察、36時間のドメスティック・バイオレンスのカウンセリングを命じられたそうだ。自らが出演するテレビドラマ『チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ』への撮影に間に合うよう、罪を認めて決着を早めたとみられ、弁護士がうまく計算してのことらしい。
 息子のお馬鹿映画『ホットショット2』の『地獄の黙示録』パロディー場面にカメオ出演してあけた父は、このバカ息子をどう思っているのだろうか。芸能一家で、子供たちも俳優という中で最も売れているのが、このバカ息子であるのだが。

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by ruhiginoue | 2010-08-03 15:21 | 映画 | Comments(0)