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by ruhiginoue

三浦和義氏と弘中弁護士

 弘中弁護士は腕が良い。
 知人が微罪で逮捕されたことを不当だと弁護士を探していたが、地元の議員に紹介してもらった人は頼りにならないと怒っていた。
 そこで故三浦和義氏にかかわるさまざまな難事件を、他の弁護士ではまるで駄目そうなところをかなり見事に成果を出してきた弘中弁護士に依頼したがったのだが、やっと事務所に連絡をとれたものの、事務員から、紹介がないと受けないという返答。売れている弁護士はだいたいそうで、だから一見の客をすぐ引き受ける弁護士は危ないことが多い。
 そこで何とか取り付けてくれと電話してくるのだが、あいにく一対一では一度しか会ったことがないので、頼んでもほとんど見込みがないと言ったら、電話を切る時いつもより乱暴な音。
 弘中弁護士は薬害事件で安部英医師に頼まれて桜井よし子を名誉毀損で訴え400万円の賠償金をとったが、これを三浦氏は、弁護士も商売だからかまわないと言っていた。
 弁護士は西部劇のガンマンではないのだから、金のためにどんな仕事でもするのではない。アメリカの弁護士はそうかもしれないが、それでも『シェーン』や『荒野の七人』のようなガンマンがヒーローである。フィクションとはいえ理想はあるわけだ。
 だいたい三浦氏はアメリカが嫌いなはずだ。テレビのインタビューで銃社会を批判して「私と妻を撃った真犯人はアメリカ合衆国そのもの」と、数年前ならマイケル=ムーアが取材に来そうな名セリフを言ったため、ロサンゼルスオリンピックを控えた時期に観光客が強盗に襲撃されたとなっては大変ということで、陥れられたと主張してきたはずだが。
 もっとも、金のために手腕を発揮することを是としただけで、金のために手腕の発揮ではなく弁護士の地位を利用しただけという橋下弁護士のことは批判していて、その懲戒請求に三浦氏は名を連ねていたが。
 また、薬害事件についての桜井よし子の記事はデタラメで、小林よしのりの漫画も面白おかしく煽ってばかりいたから問題ではあるが、桜井ほどの害毒を薬害事件で垂れ流した者はいない。その桜井よし子は、薬害事件解決に尽力したと自画自賛する当時の厚生大臣だった菅直人が、そのおかげでついにめでたく総理になったら週刊誌で難癖つけているけれど、滑稽すぎである。
 さて自殺したとされるがアメリカのことなので謀殺説がある故三浦氏の、コンビニ万引き疑惑での防犯カメラ映像について。
 防犯カメラ会社が宣伝に利用していたことについては、もともとえげつないと批判があったが、やはり裁判でも賠償命令が出た。しかし、店がテレビ局に提供した件は、報道目的で公益性が存在し得るとして違法ではないという判断だった。
 たしかに、提供しただけなら、そのあと局がどうするかの問題である。実際に三浦氏側が問題にしていたのも、むしろ、怪しげに見せようと編集して放送したことだった。
 それに、このようなものは裁判で事実関係が争われたときに証処として初めて出て来るべきもので、そうなるまえに個人を特定できる形で放送されるべきものではない、ということは常識でもわかるだろう。

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by ruhiginoue | 2010-09-28 06:50 | 司法 | Comments(0)