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by ruhiginoue

権力に媚びて豪邸を建てホームレスを迫害した“評論家”塩田丸男

 千代田区の公園に寝泊まりしていた高齢で身障者のホームレスに熱湯をかけて大火傷を追わせた中学生が逮捕され、浮浪者に悪い印象を持っていたからだと言って犯行を認めているそうだ。
 少年が浮浪者に暴力をふるう事件は八十年代から騒がれるようになり、七十年代の傑作映画『時計じかけのオレンジ』が予言した通りの事態となった。映画では、社会から見捨てられた者が宿無しとなり、それを不良少年が見下して乱暴する。少年はのちに別の事件で逮捕されるが、内務大臣は「非行少年を更生させるより刑務所を政治犯で満員にすべき」とうそぶく。
 ここで本当の問題は、少年個人ではない。高齢の身障者が宿無しとなったうえ、救済されないどころか見下される社会のありかたである。そんな者を迫害するのは、自らも何らかの抑圧を受けているからであり、だからくだらない憂さ晴らしに走るのだ。

 これはさらに90年代に露骨な形で見られた。新宿副都心でホームレスが都の職員に強制排除されたうえ、その非道に抗議している市民団体に警官が襲いかかっている様子がテレビで報じられ、あまりに酷いとスタジオ内の出演者たちも言っていたところ、“評論家”塩田丸男が、「都知事と都職員は正しい」と強弁したうえ「市民団体の人たちだって自宅に浮浪者がいたら迷惑するはずだ」と、公共の場と一緒くたにして非難していた。
 彼はスタジオ内で浮いた状態だったし、無理をして強引に話している様子だった。もともと、読売新聞の記者の落ちこぼれと言われる人で、それがなぜか80年代に入ったとたんに評論家の肩書きで突然テレビに出て、滅茶苦茶な発言内容によって政府や行政機関に媚びまくった。
 例えば、サラ金の暴利が社会問題になり監督官庁の責任が問われた時など、住宅ローンがらみで借りた人がいたことをとりあげ、非難されるサラ金が可哀想だと言い、なぜなら分不相応にマイホームなんて買うのが悪いと言い放った。
 こうした発言をしつづけたおかげで、長年2LDKの公団住宅に妻子と三人で住んでいたけれど、世田谷区内の高級住宅街にマイホームを建てることができた。このことを、うっかり出演中に自慢してしまい、番組司会者(テレビ朝日の吉沢アナウンサー)に皮肉られたこともある。
 そして著書を出したり雑誌掲載を始めたりしたが、内容の酷さはもちろん作文の基礎も出来ておらず「塩田バカ丸だし男」と言われたものだが、バカはともかく人間のクズというべきだろう。
 大人社会がこの調子なので、それが悪ガキにも反映したということだ。だから、こういう事件の再発防止には、権力に媚びて弱いもの虐めして利益にしたり自慰したりする者は軽蔑される社会にするしかない。

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Commented by のりだー at 2012-06-21 16:11 x
塩田丸男がテレビから消えたのは、NHK連続ドラマの主役をしていた芸能人が在日であることを、当人が公表していないのに暴露する発言をワイドショーでしてしまい、在日団体から猛抗議を受けたためでしたね。
by ruhiginoue | 2010-10-16 18:40 | 社会 | Comments(1)