フランスは宿題禁止
2010年 12月 18日
フランスでは、公立学校で宿題が禁止されている。家庭の事情により、宿題を出来る者と出来ない者がいて、教育成果に不平等を招いてしまうからである。
家庭はさまざまで、いろいろな親がいるし、片親の場合もある。それに親が保護者になっているとは限らない。職業もいろいろ。そのため、家事をしなければならない子供がいるし、家業に子供がこき使われている場合だってあるし、貧しさゆえバイトしてる子供もいる。小さい弟か妹または病気の両親か祖父母の世話をしなければならない子供もいるし、親が飲んだくれとか、両親の夫婦仲が悪いとか、家庭で勉強できる雰囲気でないこともある。
そうした家庭環境の違いがあって当然なのに、宿題を前提に授業をしては、きちんと理解できる者と、そうでない者が作られてしまう。
それを、遅ればせながらドイツも配慮するようになったようだ。ドイツのノルトライン・ウェストファーレン州議会で、教育改革法案が成立したら宿題が無くなるらしい。同州の教育担当大臣は先の15日にデュッセルドルフで行われた州議会で、現在学校で生徒に課されている宿題はすべて授業に組み込むべきだとし、宿題を撤廃すべきとの考えを明らかにしている。
日本も、それに習うべきだろう。あまり言いたくない家庭の事情により宿題をやってこなかった子供が、教師からいじめられるのは、もうたくさんである。教師には、自分が恵まれていたので事情がある子供のことを理解できなかったり、あるいは判っているのに意地悪をしていたり、タチの悪い者が少なくない。
これはかつて自分でも体験したり目撃したりしているが、さすがに最近では無くなったかと思ったら甘かったようで、学齢期の子供がいる人に聞いたら、相変わらずであるそうだ。
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ドイツ西部で「宿題のない学校」誕生か、教育改革で(ロイター) - エキサイトニュース
家庭はさまざまで、いろいろな親がいるし、片親の場合もある。それに親が保護者になっているとは限らない。職業もいろいろ。そのため、家事をしなければならない子供がいるし、家業に子供がこき使われている場合だってあるし、貧しさゆえバイトしてる子供もいる。小さい弟か妹または病気の両親か祖父母の世話をしなければならない子供もいるし、親が飲んだくれとか、両親の夫婦仲が悪いとか、家庭で勉強できる雰囲気でないこともある。
そうした家庭環境の違いがあって当然なのに、宿題を前提に授業をしては、きちんと理解できる者と、そうでない者が作られてしまう。
それを、遅ればせながらドイツも配慮するようになったようだ。ドイツのノルトライン・ウェストファーレン州議会で、教育改革法案が成立したら宿題が無くなるらしい。同州の教育担当大臣は先の15日にデュッセルドルフで行われた州議会で、現在学校で生徒に課されている宿題はすべて授業に組み込むべきだとし、宿題を撤廃すべきとの考えを明らかにしている。
日本も、それに習うべきだろう。あまり言いたくない家庭の事情により宿題をやってこなかった子供が、教師からいじめられるのは、もうたくさんである。教師には、自分が恵まれていたので事情がある子供のことを理解できなかったり、あるいは判っているのに意地悪をしていたり、タチの悪い者が少なくない。
これはかつて自分でも体験したり目撃したりしているが、さすがに最近では無くなったかと思ったら甘かったようで、学齢期の子供がいる人に聞いたら、相変わらずであるそうだ。
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ドイツ西部で「宿題のない学校」誕生か、教育改革で(ロイター) - エキサイトニュース
by ruhiginoue
| 2010-12-18 00:28
| 国際