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by ruhiginoue

七十年代の日本が中国で再現

 中国で、キノコの漂白剤汚染の新聞記事を読んだ母親から、食べてはいけないと言われたキノコ好き男子小学生が、農業大学の研究員と共同で調査したところ、禁止されている漂白剤が添加されていることを突き止めたそうだ。
 これに慌てた当局は調査し、確かに一部は問題と認め、しかし殆どは大丈夫だと発表したが、当局より小学生が正しいのではないかと、圧倒的多数の人がアンケートで答えたそうだ。
 かつて、アメリカではNASAが天文マニアの小学生に間違いを指摘されて渋々認めたことがあり、子供だからと見くびれないということだが、日本では七十年代に、周知のとおり当時は公害が社会問題になっていて、ある男子高校生が、地元の河川の汚染を、通う学校の理科室から借りた機材で独自に調査して明らかにしはじめたところ、学校が機材の貸し出しを拒否するようになり、高校生はバイトして機材を購入し調査を続けたら、今度は不良として白眼視されるようになってしまい、これはどう考えても、どこからか圧力があったのではないかと思われ、興味をもったフィールズ賞数学者の広中平助氏が訪ねてきて、その高校生と一緒に問題の河川に行く姿を、テレビが報じていたことがあった。
 経済発展優先で汚染が横行していた過去の日本と同じ事が、今度は中国に移ったわけだ。


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by ruhiginoue | 2011-01-13 21:51 | 国際