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by ruhiginoue

「芸術は爆発だ」

 今日は、今は亡き岡本太郎画伯の生誕百年だそうで、彼の作品でもっとも有名な「太陽の塔」についての話題だが、万国博覧会のシンボルタワーとして作られたはずでも、実は万博を批判するもので、確かにそこの展示はそうだったと言われている。
 そして岡本太郎は万博のテーマ「人類の進歩と調和」を否定し、「人類は進歩なんかしていない。なにが進歩だ。縄文土器の凄さを見ろ。皆で妥協する調和なんて卑しい」と言った。
 また、印象的だったのは、ビートたけしのフライデー襲撃事件についてのコメント。多くの芸能人やジャーナリストや学識経験者までが、色々な意見を色々と言っている中で、どう思うかと問われた岡本太郎は

「ビートなんとかいう人を知らないから、何とも言えない。この事件に関心の無い人間が、一人くらい居たっていいじゃないか」

 これには、「とても岡本太郎には敵わない」「参ってしまった」とか、「さすが」という声であった。
 
 こんなことも言っていた。



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Commented by ちょうど at 2011-02-26 21:42 x
岡本氏のドラマをNHKでやっている。母のかの子が恋人に「あの人(夫の一平)は私を愛しているだけ。手も握ってくれない。あなたはお腹の中を私に見せてね」と願っている。お腹の中を見せることは自分と相手の関係を深め或いは距離を置き、互いの求めるそれぞれの在り方を知るために大切なことだろう。
かの子の望みが岡本太郎氏の「表現する勢い」の伏線のように思えた。
あの表現の勢いこそ爆発。
Commented by 秒針の秋 at 2011-02-27 08:55 x
昨日のドラマは見ませんでしたが、以前、NHKの『新・日曜美術館』で、五木寛之さんが岡本さんとの面白いエピソードを語っておられました。
ある日、二人で話していると、岡本さんが「五木君、次の僕の作品はね」と、例の調子でテンションを上げてきた。そこへ電話がかかってきたので五木さんが出てみると、その電話は、三島由紀夫の自決を報せるものだった。驚いた五木さんが「岡本さん、三島さんが亡くなったそうですよ!」と伝えたら、岡本さんは
「あ、そう。それでね、次の僕の作品はね――」
と、自作について話しつづけ、三島の死にはまったく食いついてこなかったそうです。
たけしの事件だけでなく、三島事件についても、最も特異な反応をしたのは岡本さんだったんじゃないでしょうか。
Commented by ruhiginoue at 2011-02-27 18:24
 岡本太郎は、ヨーロッパに居たら戦乱があり、恋人と別れて帰国したという話のさいは、世界情勢と無関係ではいられないことを体験から実感して強く認識していた様子でしたので、世の中に関心がないのではなく、三島とかたけしなど芸能人の一時的な騒動などとるに足りないことだと思っていたのでしょう
Commented by デカ at 2011-04-15 20:14 x
やくみつるが、これをパロディーにして、
原子炉は爆撃だ!としていたのが、思い出されるな。
Commented by ruhiginoue at 2011-04-16 00:54
 最近やくみつるは冴えてますね。
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by ruhiginoue | 2011-02-26 13:03 | 美術 | Comments(5)