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by ruhiginoue

リビア攻撃を支持した日本の愚

 かつて戦争で敗れた欧米に追従するのが日本外交の鉄則であり、それが国益であった。しかし、もう世界は変わっている。なのに、政権交代もしたはずだけど日本政府はリビア攻撃を支持した。
 リビアは反乱をほぼ制圧していたので、国連安保理の決議を順守して停戦しても、あとは兵糧攻めができた。欧米の軍事介入を招いて打撃をうけるより、得策である。
 ところが、リビアは停戦すると言いながらしなかったといわれるが、しかし確認は困難で、先に指摘したとおり、リビアとしては停戦したほうが得策であるから、停戦しなかったというのは欧米による嘘宣伝の可能性のほうが高い。
 わざと無理な条件を突きつけておいて、従わないからと責め、従っても従わなかったことにして責める。まず口実を作り,そして攻撃する。これは欧米の手口であり、これに日本もやられたうえ対処がうまくできず酷いめにあっているのが歴史である。
 もともと、北アフリカ周辺での政情不安は、さまざまな思惑による裏工作がなければありえないことで、突然に民衆が蜂起したというのでは出来過ぎだし、インターネットの影響なんて甘っちょろい幻想も甚だしい。
 リビアは欧米との関係改善を推進し、国内でも改革が進んでいた。それを最初は歓迎していた欧米だったが、別の目論みが欧米で勢いを増したのだろう。そのうえ、ここまで強引にやって潰そうとしている。
 これで、もう、北朝鮮やその後ろ盾の中国が、態度を硬化させることは決定だ。孤立した北朝鮮は欧米との関係改善のためリビアの外交を見習うべきと言われていたのだが、そんなことしたら最初は良いが結局は後で力づくで潰される。この緊張によって、アジアの安定は損なわれてしまい、これで日本は相当の割を食うことになるだろう。
 今は災害で精一杯であるとしても、アメリカに武力攻撃を支持するなどと、考慮もせずわざわざ言う日本政府は、本当に無能である。

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by ruhiginoue | 2011-03-20 19:23 | 国際 | Comments(0)