井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

自衛隊にスポットライトを祝す総理

 映画「愛と青春の旅立ち」でおなじみウエストポイント士官学校の真似した帽子投げが気恥ずかしい防衛大学校の卒業式で、菅総理が「危険を顧みず、死力を尽くし活動を続ける自衛隊員を誇りに思い、ご家族に心から敬意を表したい」と皮肉めいた訓示をした。卒業のエリートたちの中には、現場で命掛けで働くよりも、政界入りしたりと要領よく振る舞う人がいる。そうならないで欲しいということらしい。
 そうした要領の良い一人に中谷防衛庁長官がいた。彼は、在日の人から献金を受け辞めることになった前原外務大臣と、自民と民主で所属政党はことなるが、単純タカ派同士で盟友だと共同記者会見まで開く仲良しである。
 しかし、沈みそうな舟から鼠が逃げだすようにしたつもりの前原外相は、大活躍の機会を失ってしまい、さぞ残念がっていることだろう。これで、ポスト菅は目立ちまくった枝野官房長官にほぼ決定である。前原もと外相にお鉢が回って来ることは、当分ないだろう。
 それはともかく、有名な話だが、かつて吉田総理は防衛大の卒業式の訓示で、武力攻撃か災害がなければ諸君らは日陰者で、そのほうが国民は幸せなのだという趣旨の発言をした。
 つまり、国民は今とても不幸であり、だから自衛隊が表舞台に出ているのだけれど、なのに、その自衛隊の活動をねぎらう菅総理の訓示が終わると、卒業生の家族たちから拍手があったそうである。悪気はないのだろうが、それを美談のようにしている報道には、とても違和感を憶える。

人気ブログランキングへ1日1クリック投票を

政治 - エキサイトニュース
[PR]
Commented by さと at 2011-03-21 08:26 x
管首相自身が彼らを被災地に投入しました。
軍事的常識としての災害派遣限度である「全軍」の一割(2万4000人)を超え5万、そして10万と。10万にいたっては担当省庁の長が承知していないうちに公共の電波に乗っていたと。

国民は今、たしかに彼らに救われています。
管首相としては自衛隊に対する感謝の思いを素直に言葉にしたのだと思いますが、吉田茂元首相の言葉を知っているだけに、ざらざらした感覚は否めませんでした。

※今年は帽子投げは行わなかったそうです。
Commented by ハリー at 2011-03-21 10:35 x
自衛隊だけではなく、警視庁機動隊や東京消防庁ハイパーレスキュー隊、そしてそのご家族にも深い感謝と敬意を。
Commented by ruhiginoue at 2011-03-21 18:23
 帽子投げは今年は自粛でしたか。
 04年のスマトラ島沖地震津波のときは、ウイーンのニューイヤーコンサートでも「ラデツキー行進曲」が自粛でしたので、またそうなるでしょうか。
 働いている方々には、同じように労うべきですね。
Commented by 白田川 一 at 2011-03-22 20:24 x
 こないだの、女性層に対して敵対・断罪感情を露にしたかのようなコメントを書いた事は撤回します。最も、当該記事の本題から遺脱したものがあり、そもそもの原因は西洋的な思想がガンとなったようなものと言えるものがあります。

 さて、本題の自衛隊云々ですが、これは我が国日本において無くてはならない存在と言えます。警察や消防では真似のできない超高度なる救難技術や不発弾処理とかいった「お家芸」があるのも自衛隊ならではであり、彼らの存在のお陰で助かった被災者も数知れないはず…。母国のために身命を賭す覚悟の程も、警察連中とはまるっきり違うし、災害時の救助・復興支援についても自衛隊・消防・海保の三要素が揃っていれば警察なんざ省略してもいいくらいです。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by ruhiginoue | 2011-03-21 07:02 | 社会 | Comments(4)