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by ruhiginoue

いまさら東電叩き

 今,日本でもっとも悪者にされているのが東京電力だろうが、そうした時勢に便乗しての週刊誌による東電叩きには、失笑させられる。
 「週刊文春」なんて東電の大罪を大見出しにしているが、チェルノブイリ原発事故があった八十年代の後半に、原発への不安や反対運動が盛んになり,広瀬隆の著書『危険な話』などが大いに話題となったとき、原子力業界と電力会社の意向をうけて、反対運動を非難したり広瀬隆を攻撃したりにご執心で、しかもその内容のヒステリックさと品位を欠いた言葉遣いは、尋常ではなかった。
 その前は、広瀬隆の『ジョンウエインはなぜ死んだか』を文春が発行していたのだ。ジョンウエインらハリウッドスターの死因にやけにガンが多く、ネバダ州の核実験のあと、風下で西部劇のロケをしていて、しかも被爆地の土砂をセットに使うためスタジオに運び込んでいた。これでは映画俳優たちにガンが多くて当然だろうという内容だった。
 しかし、自社で発行していたその本を誌上で非難しはじめた。そんな非常識なこと、どこの出版社でも、業界から売り込まれもせず自発的にするわけがない。
 ところが今回の事態で、独占企業として君臨していた東電は、国有化の危機であり、日本航空が三途の川の向こうから手招きしている。もう広告費をたくさん頂く期待は無理そうだ。それなら、叩いてネタにして雑誌の売り上げに利用しようということだろう。
 しかしまあ、大手出版社の発行する商業雑誌なんて、どこも同じようなものである。

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by ruhiginoue | 2011-03-25 22:29 | 社会 | Comments(0)