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by ruhiginoue

黒澤明監督『夢』が世界で話題に

 電力会社の言い訳「想定外」が、ひんしゅくを買っている。あのような津波までは、安全対策の想定外だったと言う。
 しかし地震によって津波の発生があることは常識だし、原子力発電所は排水の関係で海辺に建設するものだ。
 それでも、よくSF映画にでてくる特撮の津波みたいなのだったら、まだそう言いうるけれど、今回の津波は日本で現実に記録のある規模だ。
 これで、よく「想定外」なんて言い訳ができるものだ。
 ところで、特撮によるおおげさな津波の描写がある映画を調べたら、『地球最後の日』『妖星ゴラス』『日本沈没』『メテオ』『アビス』『デイアフタトゥモロー』などなどきりがないのだが、津波よりも、今ちょうど原発がらみで黒澤明監督の『夢』が、また話題になっている。
 まず、日本でもっとも世界的に知られている監督の作品で、しかも時勢に合いすぎているからだろう。
 最初の逃げ惑う群衆の描写は、黒澤監督の親友で『ゴジラ』などの本多猪四郎監督の演出補佐だから、描写がよく似ている。ゴジラが放射能を吐いたり、モスラが東京タワーを折ったりしていたが、怪獣映画での破壊が現実とは何ということだろう。
 爆発の描写は、黒澤監督を崇拝するジョージ=ルーカスが、彼の代表作『スターウォーズ』の特撮スタッフを動員して協力している。
 そのあとの展開については、東電の上層部に感想をきいてみたいような話だ。
  


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Commented by ケーキイーター at 2011-03-27 20:08 x
映画の『夢』は昔見たことがあるけど、今内容が思い出せないで、私は頭抱えている最中。
で、それとは別に東電のおいちゃん達は「これは夢だ。悪夢だ~」って、わめいている最中。
Commented by nakatsu at 2011-03-27 20:12 x
ツイッターである人が言うには地震や津波で「日本沈没」と言うより行政機能の麻痺と言うことで同じ作者の「首都消失」の方が現実に近いのではとのことでした。
(首都消失は読んだことがありませんけど…)
Commented by ruhiginoue at 2011-03-27 22:04
 『夢』は貼ってある動画にすべてあります。
 信じたくなくて夢だと言うのは『柳生一族の陰謀』で萬屋錦之助が「かよなことがあろうはずがござらん。夢じゃ、夢でござる」と言うのを思い出しますが、東電の人たちは、まさにそんな心情でしょう。
 『首都消失』は原作と映画が違うようですが、小説は読んでなくて映画はつまらなかった。一極集中と首都機能移転の問題提起にはなってましたが。
 
by ruhiginoue | 2011-03-27 06:22 | 映画 | Comments(3)