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by ruhiginoue

自衛官ら作業員の方々はセカンドオピニオンを

 放射線医学総合研究所は、福島の原発で被曝した作業員たちについて「健康への影響なし」と退院させるそうだ。
 しかし、政府や東電がマスコミに工作していた疑いが一部週刊誌で報じられ、その疑惑の素になる事実は確かに存在している今の状態なので、医療機関にも隠蔽の裏工作があって当然である。
 だいたい専門の機関は「紐付き」であり、それは影響力を及ぼそうとするからである。もともと、例えば労災を診断する指定の医療機関は、監督署などの「息がかかった所」であり、企業の労務実態について問題を隠したりすり替えたりしてきた。
 そして、今回はまだ必要ないということらしいが、被曝で損傷し皮膚を移植しなければならないとき、最も伝統あるのは東京警察病院だけど、ここは暴力警官の被害を隠蔽し、裁判で「たくさんある書類に埋もれてしまいカルテが見つかりません」と信じられないことを言うところ。
 被曝の治療で戦傷だと皮膚だけでなく筋肉の移植をすることがあるが、これは防衛医大病院でやっている。そして間違った手術で裁判になったら、証拠となる記録写真が、数台のカメラで複数人により撮影していたのに、それらのカメラが同時にすべて故障していたので写真がないと平気で言うところ。
 また防衛医大病院は、地下鉄サリン事件のさい、「被害者はご相談下さい」と院内に貼り紙をしていたが、実は治療の専門医などおらず、門外漢の医師が慌てて文献を読んで専門医のふりをしていたと、同僚に笑われるお粗末さである。
 これだから、この先、被害を過少に見せかけようとする工作が始まるだろうが、ここに医療機関も加わり,被害者の症状を軽く言って、何かあっても別の原因であるという虚偽診断をするはずである。これでは適切な対処が受けられず,懸命に働いている人たちは、たまらない。
 なので、なるべく他の専門医にも相談し、複数の意見をきくべきだ。そもそも「セカンドオピニオン」は必要なのだから、今のような事態にかかわるなら、なおさらである。

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Commented by さと at 2011-03-27 22:54 x
セカンドオピニオンという制度が日本で一般的になる前、私は既にそういうことをやっていました。「セカンドオピニオン」であることを明かさないほうが医師の忌憚のない診断を受けやすい。これは、診療報酬制度ができた今も医師は同じことを言います。

関電工のお二人はセカンドオピニオンであることは隠せない。
真摯な、そして診断の力のある医師に巡り会うことを祈ります。

放射線量の高低に関わらず、長靴を履いて作業をしていなかったのはなぜなのかが悔やまれます。私の知っている原子力プラントの作業員は、たしか常時かなりしっかりした長靴を履いています。
Commented by ruhiginoue at 2011-03-28 21:35
 もともと、セカンドであることを伏せておけないことはあります。「後医」となることを避けたい医師は多いけど、診療拒否は違法ですので。
Commented by ogi at 2011-03-29 10:56 x
セカンドオピニオンは診療ではなく「意見を述べること、アドバイスすること」で、事前に資料提出等で医師が対面するか判断する機関があります。(事前チェックするところが多いというべきくらい・・・)
診療する後医になる場合と立ち位置が違う点、自ら診療できない点が医師として気になるのでしょう。
Commented by ruhiginoue at 2011-03-29 14:15
 日本では厳密ではないようだけど、アメリカでは後医となったら訴訟で証言拒否できないので、覚悟がいるようです。
 最初の診察だと医師は拒否できないけど、既に他の医師に診察をうけていれば、二重の診察は必ずしも要らないので、にもかかわらず診察したのは自ら進んで診察したと解釈されるそうです。
 あくまで意見であり診察ではないというほうが、医師にとっては気楽なのかもどかしいのか、微妙なところかと思います。
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by ruhiginoue | 2011-03-27 20:45 | 社会 | Comments(4)